五輪団体
2014年 02月 14日
お久しぶりのプルシェンコさん。
「皇帝」の称号は伊達じゃない、溢れ出すカリスマ、王者の貫録。
演目が全て「プル様の、プル様による、プル様のための」演目になるのは、この方だけ。
純粋に舞踊的あるいは音楽表現的な観点から見ると、プル様の演技は、「踊る男達」席捲中のここ数シーズンの流れからみれば、少々out of dateな印象ですが、そこはそれ。
ただ、プルシェンコさんとリプニツカヤちゃんの点数、高過ぎて笑ってしまった。
他の選手について、「いつもよりちょっと調子悪い」と見るや、厳しくロングエッジ&回転不足認定、あげくガンガン減点していたのに比べて、露骨すぎるでしょ(笑)。
アシュリーさんが採点を見た途端、「はあっ?!」ってなお顔をしたけど、そりゃそうだよ。
こんなことしなくてもロシアが金だったでしょうから、ミソつけたなって思う。
高橋・木原組、リード姉弟、ショート&フリーの両方出場、頑張りました。
特に決勝に進んでからは、周りのカップルとの差が大きく感じられましたが、日本代表として堂々と演技できたのは収穫だったのではないでしょうか。
高橋・木原組については、団体戦から時をおかずして始まった個人戦が既に終了。
そもそも繰り上がりで出場できるようになったので、まだまだ力不足であることは否めないのでしょうが、フリーに進めなかったのは残念でした。団体戦での疲れも相当影響したのではないでしょうかね・・・。
いずれにしても、ペアが「唯一」ってのは、キツイ。何とか競技人口が増えてくれるといいのですが・・・小学校・中学校で始まった「ダンス」授業でもカップルダンス的なものはほぼ皆無らしいので、長い道のりかなあ。
男女シングルについては、個人戦で頑張ってもらいましょう。
羽生君のピークが一番心配だったけど、今日既に100点超えたので、杞憂に終わって何よりでした。