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by koharu-annex

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ビントレーの「アラジン」(全3幕)
2011年5月3日(火曜・祝日)午後2時~ @新国立劇場

振付・演出:デイヴィッド・ビントレー
音楽:カール・デイヴィス

指揮:ポール・マーフィー
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

【出演】
アラジン: 八幡顕光
プリンセス: 小野絢子

ランプの精ジーン: 吉本泰久
魔術師マグリブ人: マイレン・トレウバエフ
アラジンの母: 遠藤睦子
サルタン(プリンセスの父): イルギス・ガリムーリン

オニキスとパール: さいとう美帆、高橋有里、大和雅美、菅野英男、福田圭吾、原健太
ゴールドとシルバー: 西川貴子、丸尾孝子、貝川鐵夫、小笠原一真
サファイア: 湯川麻美子
ルビー: 長田佳世、厚地康雄
エメラルド: 寺島まゆみ、寺田亜沙子、古川和則
ダイアモンド: 川村真樹

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八幡さんのアラジンが~、ちょっとはじけ切れなかったのが残念だなあ。「アラジン」初見のとき(こちら)の芳賀さんよりかは、身体や踊りのタイプ的に合うと思ったので八幡さんの日にしたんですけど、彼もキャラが合わなかったか。。。うーん。八幡さんは「白鳥の湖」の道化とか、すごくはまり役だと思うんだけど、あれって少し「哀しい」感じがあるから合うのかもしれないなあ。アラジンは「哀しい」はない方が良い。浅はかで考えなしで、底抜けに明るいお調子者であって欲しいの。そういうイメージの人、案外、日本人には少ないのかも。

ジーンの吉本さんは、相変わらずの名演だけど(十八番だね。でもディズニーのランプの精のような感じがもっとあってもいいね)、やっぱり掛け合いではっちゃけて欲しいので、相方のアラジンが必要だよね・・・

女性陣は良かったです。プリンセスの小野さんは清楚でかわいらしい。砂漠の砂嵐たちの群舞は、ビントレーの創意に富んだ美しい群舞ですが、踊りも良かったと思います。キラキラしてる宝石たちの踊りは、このバレエの見所ですが、特にサファイアの湯川さんのツンとした美人っぷりや、ダイアモンドの川村さんのダイヤ~な威厳が印象に残っています。

このバレエは、一幕の舞台美術が秀逸ですが、秀逸すぎて2幕がかすみますね。1幕で予算使い果たしたか?って思わず思っちゃうくらい、印象に差が出ちゃう。どうにかならんか、と毎回思う。・・・とはいえ、ビントレーの全幕ものってやっぱりいいなあ。来季の「パゴタの王子」、劇場側はやたら宣伝してるけど、宣伝しなくても私は心底楽しみにしていますよ!
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by koharu-annex | 2011-06-29 01:12 | バレエ(新国立劇場)
東京バレエ団「ラ・バヤデール」@東京文化会館

この公演は、直前になってキャストの変更が随分ありました。

まず、主役のソロル役のダンサーが、2人とも変更になりました(4月頭にNBSからご丁寧にも葉書が届きました)。
本来、上野さんの相手はシュツットガルト・バレエ団のフリーデマン・フォーゲルさんだったのですが、ドイツ政府から渡航自粛勧告が出ておりカンパニーから許可が下りなかったそうです。小出さんの相手は、レニングラード国立バレエ団(正確な言い方じゃないけど世間的にこっちの方が通りが良いので)のレオニード・サラファーノフさんだったのですが、彼は膝のお怪我のために降板です(もう快復されて舞台にも復帰されてるみたいですね)。

2人の降板を受けて、オランダ国立バレエ団のプリンシパル、マシュー・ゴールディングさんと、ノヴォシビルスク・バレエ団の芸術監督、イーゴリ・ゼレンスキーさんが来日してくれました。ブログやパンフレットに掲載されたメッセージはお2人の温かなお気持ちがあふれるもので、本当に嬉しく思いました。

つぎに、当初、ガムザッティを日程の半数踊る予定だった、奈良春夏さんが左足の骨膜炎のために降板されました。これにより、予定されていた全ての日程(全部で4公演かな)において、田中さんがガムザッティを踊られることになりました(ガムザッティって、結構、出る場が多いし見せ場も多いので、大変だったと思います)。

●4月16日(土)午後3時
ニキヤ:上野水香
ソロル:マシュー・ゴールディング
ガムザッティ:田中結子
ブロンズ像:松下裕次
ラジャ:木村和夫
大僧正:後藤晴雄
第1ヴァリエーション:岸本夏未
第2ヴァリエーション:佐伯知香
第3ヴァリエーション:高木 綾      

●4月17日(日)午後3時
ニキヤ:小出領子
ソロル:イーゴリ・ゼレンスキー
ガムザッティ:田中結子
ブロンズ像:宮本佑宜
ラジャ:柄本武尊
大僧正:木村和夫
第1ヴァリエーション:岸本夏未
第2ヴァリエーション:佐伯知香
第3ヴァリエーション:乾 友子

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16日の上野さんの身体能力の高さについては今回も目を見張りました。
が。が。が。フィニッシュが何度か合わなかったんです。覚えてるだけでも2回。パ・ド・ドゥのときに、上野さんが決めポーズをしちゃった後のタイミングで、パートナーがジャストのタイミングで決めポーズをするって、見ててつらい・・・(上野さんは元々は音を早取りするタイプではないのにこういうことになっちゃうのは、演奏が「ためてフィニッシュ!」っていう奏で方をしている場合のタイミングの取り方が少し苦手なのかも)。何度も書いてますけど、上野さんの独特の音楽性は、長所と表裏一体なので、本当に難しいですよね。。。

パートナーシップという意味では、17日の小出さんとゼレンスキーさんの方が格段に良かったと思います。小出さんのニキヤに派手さはないのだけれど(特に上野さんの後だとそう感じてしまう)、見てて切なくなるような美しいハーモニーがありました。

2日目のブロンズアイドルを踊った宮本さん。気の毒にステップで滑った箇所があったのですが、例のブロンズアイドルの横向きに「かっくん」と上下する決めポーズは、1日目の松下さんより形が綺麗でしたよ!

最後にガムザッティの田中さん。2日連続のガムザッティを抜群の安定感で踊りきっていました。目を見張る身体能力や技術の高さはないのですが、まさに縁の下の力持ち的に、2つの舞台を一定レベル以上に持ち上げたのは、彼女だと思います。ブラバー!お疲れ様でした。
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by koharu-annex | 2011-06-28 11:58 | バレエ(東京バレエ)
真央ちゃんのSPに対するコメントありがとうございます。皆様のご高察&ご感想、楽しく拝見しました(こういう妄想(笑)系のお話を皆様とさせて頂くのは、いつも本当に楽しい!)。

おって個別に返信させて頂きますが、私が真央ちゃんのSPが何かについて、1つ賭けるのなら・・・ I bet on La Traviata(椿姫)! でしょうか。殆ど願望も入ってますが(笑)。

さて、ドリーム・オン・アイス、フジの地上波放送を拝見しました。
コメントくださった方の情報によると(毎度ありがとうございます!)、7月9日にBSフジで倍の時間をかけて放送するようですが(こちら)、とりあえず現時点で放送されたものの雑感をば。

●鈴木明子さん(26歳) バーレスク
この人の背中は、本当に魅力的。また、首がそんなに長いタイプではないから目立ちませんが、首から背中の下までのラインの良さは群を抜いてると思います。

昨年のベリーダンスほどのインパクトはありませんでしたが、ミュージカルスターなイメージを裏切らない演技でした。

●羽生結弦さん(16歳) ロミオとジュリエット
あらー!ロミオ!
こりゃまたぴったりな演目を選んできましたね、FPですか。

音楽は、ディカプリオが主演した映画「ロミオとジュリエット」の音楽ですよね。この選択がまたすごく良いのではないかと思います。

例えばバレエ音楽であるプロコフィエフのものは、ジュリエットのライトモチーフは沢山出てくるのですが(3種あってどれも有名)、ロミオのライトモチーフはそれに比べると地味。バレエの場合は、基本的にジュリエットが刺身でロミオはツマなので、そういうことになっちゃうんだけど・・・。しかも、プロコフィエフのこの楽曲は、その先の不幸を「多めに」(←ここポイントね)予感させるような、どこか死をイメージさせる闇色が全般に漂ってる。これは、羽生君の今のイメージには若干ヘビー過ぎる。

チャイコフスキーのものやニーノロータのものは、プロコのものに比べると闇色は少ないと思うけど、なんというか、羽生君のいつも鈴の音が聴こえてくるような類まれな「光る君」(by紫式部)タイプには、有名過ぎて手垢がついてるという点も含めて何だか少し物足りない。(羽生君が女たらしになるとは言ってません。念のため。笑)

私の中ではもはや半分ギャグと捉えてしまうディカプリオ君ですが、彼のナルが前面に出たこの映画くらいロミオが突出している方が、羽生君にはぴったりだと思う。

実際、羽生君の今回の演技には(FP後半のみとはいえ)ジュリエットの存在は殆ど感じられないけど、そこは全く問題ないと思います。そもそもロミオとジュリエットの2人って、若さ暴走させて自爆しちゃったけど、本当に愛を深めているかは疑問なんだし(要するに恋に恋した状態で終わったとも言える)。自分の思いだけで完結しちゃってる1人の世界、というのは、この2人の場合はある意味正しい。

彼の陣営は、彼のことを真によく分かっていらっしゃる。これは彼にとって強力な武器ではないでしょうか。

今回のご披露はFPの後半のみ、ということでしたが、ちょっとまだ体力がきつそうですね。この夏は体力強化の夏になるのでしょうか。頑張れ~

●高橋成美さん(19歳)、マーヴィン・トランさん(20歳) イマジン
見るたび、シンクロ具合が上がっていますよね~。
しかし・・・曲がイマジンなせいか、高橋さんの勝気で元気でそれをストレートに出す子供っぽいともいえるキャラを知ってしまったせいか、そして何よりこのカップルの間にある種の艶があまりないせいか、「娘とその幸福な将来を願うお父さん」に見えてきてしまうのは、私だけ?

●織田信成さん(24歳) I Can See Clearly Now
信ちゃんって、無意識なんでしょうけど、肩に力が入り気味に見える(肩が上に上がっちゃう)傾向がある。
それが余計、身体全体の伸びについて「あと一伸び」できるのに、との印象を強くします。

EXにしっとり系の選択をすることは良いと思いますし、信ちゃんのスケーティングの「流れ」みたいなものや脚&足の関節の柔らかさは、しっとりが似合うようにも思います。
だけど、信ちゃんはしっとりだけで魅せられるタイプではないので、競技演目については彼の良さをもっと前に出せるものを選択して欲しいなあ、と思う次第。

●小塚崇彦さん(22歳) Free Fallin’
あらら、小塚さんって、こんなにカッコ良い人だったっけ?と思いました。

身体能力とは関係なく、カッコよく見せる天性のポージング能力がある人ってのがいるんですけど、小塚さんは、そういうタイプでは決して無いんですよね。むしろ、その能力は、世界レベルでいうとかなり低い方に入るのではないかと(ここが損しているなあ・・・と思うところ)。

それにもかかわらず、カッコよく見せることができるということは、すごーく研究したんだろうなあと思う次第。

●村上佳菜子さん(16歳) Amarti Si
はっちゃけた衣装のイメージがあるかなこちゃんですが、白いお嬢様のようなドレスを身につけ、流れる白いリボンを髪に結んで、とても可愛らしかったです。あぁ、彼女って大人への道を踏み出したばかりのティーンの女の子なのよね、と改めて思いました。

高原に避暑に来た儚げな美少女・・・というタイプではありませんが、10代半ばの少女しかもてない、青りんごのようなすっきりした「透明感」は彼女にももちろんあります。
これは大人になるにしたがって消失するもので、完全に無くしたあと(要するにオバサンになった後)、あまたの少女をみて、「あぁ、誰にでもあるんだなあ」と気づくものです。自分が少女のときに、仮に周りのオバサンから、「今のあなたには、これがある」と言われても、「はぁ?私になんか無いよ。~ちゃんにはあるけど。」って思う方が殆どだろうけど(笑)。

●庄司理紗さん(14歳) 映画「塔の上のラプンツェル」より
彼女は、正統派美少女で且つこの年齢にしては色気があるだけに、逆に難しいですよね。
しかも、色気が少々肉感すら伴っているところが、さらにハードルあげてる。
真央ちゃんにはそのいずれもなかったので、くるみ割りのような「姫」で押すとまさに妖精になったんだけど。庄司さんの場合は、存在感が非常に現実的なんですよね。

本人も、「自分」に戸惑っているようなところが見受けられます。
もちろん、美人と言われ続けているでしょうから、何かしらの自覚はあるのでしょうが、「だから、どうしろと?」と感じてる部分があるような気がする。

まあ、そもそも「美人で色っぽい」と自覚することなど謙譲を美徳とする日本人には難しいし、それを受け入れてその路線でいく覚悟を決めることは、まだ14歳の少女には酷なことでしょうね。

●安藤美姫さん(23歳) 千の風になって
昨シーズンから、「思いを込めて滑る」ということをこれほどまでに完成させた彼女に、拍手を送りたいと思います。涙が出そうでした。
GPS欠場は残念ですが、彼女の競技生活だけでなく人としての人生の幸せを祈っております。

ブラックスワンも見たかったな。報道で見た限り、衣装もメイクもとても似合っていました。
でも、私、映画、まだ見てないんですよ。。。怖くて(笑)。
旦那と映画見る機会ってのが最近あって、「ブラックスワンみる?」と言われて悩んだ挙句、「ブッタかジャック・スパロウで」と言ってしまったワタクシ(そしてパイレーツ・・・を観ました)。
安藤さんのブラックスワンを見る前に、映画、見ておきます。
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by koharu-annex | 2011-06-27 02:13 | 2011-2012 フィギュアスケート
コメントくださった方に教えて頂いたんだけど、真央ちゃんが新SPについて語った部分について動画あるということで、今、何本か見てきました!

まあ、ふふふ。真央ちゃん、随分べっぴんさんになりましたね。
お顔も4月は随分やせていらしたけど、ふっくら柔らかい頬が戻ってきて安心、安心。

キャラクターじゃない、テーマが女王様みたいな・・・っておっしゃってましたよね。
他方、文字のネットニュース報道では、「お姫様」、「物語を演じる」、「華やか」という言葉がありました(動画では確認できていません)。物語を演じるってのは、「キャラクターじゃない、テーマが女王様」という発言とは一瞬矛盾のようにも思えるんだけど、そこのところは深く考えなくてもよいのかな、と。

で、ワタクシこれらを総合考慮して、以下のような演目をピックアップすることにしましたの。
明確なお姫様や女王様にこだわらず、「ザ・主役!」な女性が中心となっているストーリー性のあるバレエまたはオペラの演目で、衣装も音楽もそれなりに華やかなもの。

なんにせよ、皆様ご存知のとおり、以前からわたくしめ、真央ちゃんに演劇的な演目をやって欲しいとネットの隅っこで時折言ってきたので、今回のSPの演目が何であれ、物語のある演目をやって頂けて嬉しい限りです。

では、候補を。
タラソワさんのことを考慮して、初演&発展がどの国が中心であったか記載しておきます(ロシア系とかイギリス系とか)

<かなり可能性が高いと思われる演目>
●オーロラ姫@バレエ「眠れる森の美女」・・・ロシア系
バレエでも、「お姫様」といえば筆頭にあがるオーロラ姫。
チャイコフスキーの三大バレエ音楽の1つである、その音楽も、まさにキラキラと色とりどりの宝石のような輝きを放っています。

ストーリーがあるとはいえ明確なキャラ付けはありませんので、演技力はあまり必要ではありません(その点でも、演劇的演目のファーストステップとしては最適かも)。
「十八番」と言われるために必須な要素は、とにかく幸せなお姫様オーラと、高い技術力です。これも真央ちゃんにぴったり(笑)。

オーロラのテーマだけでなく、ディベルティスマンの様々な楽しい音楽を使用するのも、フィギュアスケートなら許されるのではないでしょうか。
(ストーリー性が弱い演目なので、私もたぶん許せると思う)

●ライモンダ姫@バレエ「ライモンダ」・・・ロシア系
前回も書きましたが、プティパの最後の傑作バレエです。
ロシアではずっと愛されてきているはずです。長年にわたりいろんなバージョンがありますから。
なので、タラソワ女史もよくご存知のはず(笑)。

作曲はグラズノーフ。彼の最初のバレエ音楽としてよく知られています。
チャイコフスキーほどの色彩感あふれる音楽ではないかもしれませんが、上品で美しい旋律がたくさんあります。ライモンダに横恋慕するサラセンの騎士が出てくるので、少しエキゾチックな音楽があるのも素敵なところ。

ライモンダは、華やかで節度のある美しい姫です(しかし高い演技力は必要ありません)。
サラセンの騎士のちょっかいをものともせず、最後に婚約者と結婚します。
(そしてハンガリーの女王になる、という設定のものもあります)

オーロラよりも可能性は大きいかも、ですよ。

●ヴィオレッタ@オペラ「椿姫」・・・イタリア系
高級娼婦ヴィオレッタは、見方によっては女王です。しかも慈悲深い女王です。
全体のストーリーは悲劇ですが、音楽の選択によって華やかで押せると思います。
そして、衣装ももちろん華やか。真央ちゃんにもカメリアは良くお似合いだと思います。

私はバレエ見なので、バレエで使用されるもののうちショパン(真央ちゃんのEXバレリーナの練習風景の音楽です)でお願いしたいけど、やるならオペラのヴェルディでしょうね。


<可能性が若干下がる演目>
●キトリ&ドゥルネシア姫@バレエ「ドンキホーテ」・・・ロシア系
キトリは町娘ですが、気が強くて明るくて町の人気者で、女王様気質があります。
また、バレエのキトリ役は、多くの場合、ドンキホーテの夢の中の理想の姫である「ドゥルネシア姫」も演じます。

プティパの振付で超絶技巧が多く見所が多い演目です。
音楽が庶民的で明るく、テンポが良いので、とっても人気があります。
真央ちゃんならちゃきちゃき動けるでしょうね。キトリとはキャラ違うけど(笑)。

●妖精の女王タイターニア@バレエ「夏の夜の夢」(またの名は「The Dream」)・・・イギリス系
メンデルスゾーン17歳当時の作曲で、天才ぶりが良く分かる華やかで繊細でそりゃー素敵な音楽です。
最後に結婚行進曲があります。

タイターニアは、妖精の王オベロンとインドの少年を取り合って意地を張ったり、そのせいでオベロンからちょっとした意地悪というか悪戯の被害にあってロバに恋させられたり、恋した相手がロバと気づいてびっくりしたり、いろいろ大変ですが(笑)、基本的にはキュートで美しい女王です。

しかし、この演目はイギリス色が強いので、タラソワさんのイメージじゃないでしょうね。

●パミーナ@オペラ「魔笛」・・・ドイツ系
夜の女王と、その娘パミーナ(主役)。
魔笛といえば、パパパなどの楽しい音楽はもちろんですが、最も捨て置けないのは夜の女王の圧巻のアリアです。

が、夜の女王のアリアのときの相手は、パミーナなんですよね。
なので、夜の女王のアリアを使いつつ、パミーナを主軸に構成するのもありかな、と。
モーツァルトの楽しい音楽が沢山ある演目ですし、衣装や演出の派手さや自由さがあって、オペラの中でも一番遊べる演目ですよね。
まあ、「華やか」という言葉のニュアンスとはちょっと違うかもしれませんが(笑)。


<可能性が低いと思われる演目>
●オデット姫@バレエ「白鳥の湖」・・・ロシア系
白鳥を「お姫様」「女王様」と表現することは、あまりないかな、と。

●金平糖の精@バレエ「くるみ割り人形」・・・ロシア系
衣装も音楽も華やかですが、以前やってますからね。ないでしょうね。

●カルメン@バレエあるいはオペラ「カルメン」・・・フランスを中心とした大陸系
永遠のファムファタールは、とんでもなく女王様気質(笑)。
これも以前やってますから、ないでしょうね。
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by koharu-annex | 2011-06-23 23:14 | フィギュアスケート女子
真央さんの来季のFPは「愛の夢」を継続、というニュースとともに、新SPの断片的な情報が。

クラシックであること、「役になりきりたい」とのご発言されたことについては一致しているので、オペラやバレエの音楽である可能性が大きいのでしょうね。
(たとえば、物語のない「亡き王女のためのパヴァーヌ」などではないってことだと思う)

ところが。
報道機関によって、「女王様」だったり「お姫様」だったりするので、苦笑しちゃいました。
だって・・・オペラやバレエの世界において、「女王様」と「お姫様」って、めちゃくちゃ違うんだもの!!
そこんとこ流さないで、ちゃんと聞いて(←もち質問の意味です)、正確に書いて頂きたかった。。。

お姫様だと、絞りきれないですねえ。。。

華やか系だと、バレエ「眠れる森の美女」のオーロラ姫が代表格というところでしょうか。
プティパの最後の傑作バレエ「ライモンダ」のライモンダ姫も華やかです。ちなみにライモンダは、後にハンガリー(だったかな)の女王になる予定というバージョンもあるので、「姫」と「女王」が混乱している状況から思い浮かべてしまいました。

オペラ「トゥーランドット」のトゥーランドット姫とか、「トリスタンとイゾルデ」の王女イゾルデとかは、真央ちゃんのキャラじゃないよなあ。。。
白鳥の湖のオデットも一応「オデット『姫』」ですし、「椿姫」も題名とはいえ「姫」がついてるのですよね。ただ、これらはいわゆる「お姫様」とは違うので、候補には入らないのかな、と。

女王様の場合、ほとんど「いるだけ」の脇役までいれちゃうと多くなっちゃうけど、それなりにキャラの立った出番の多いものになるとかなり絞られますが。

「女王」ときいて最初に浮かんだのは、「夜の女王(@魔笛)」ですが、真央ちゃんのキャラには合わないですね。(私は、あの音楽のテンポとキャラに照らして、安藤さん向きだと思っています。ヨナちゃんはキャラは合うけど、テンポが合わないので不向きかなと。)

さてさて、真相はいかに!?
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by koharu-annex | 2011-06-22 21:15 | フィギュアスケート女子