もしかしてトホホ(http://blog.livedoor.jp/takurere1025/)の別館です。表現系に特化して更新します。


by koharu-annex

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近況報告

皆様、お久しゅう!
ワタクシ、生きてますーーー
昨日が一応仕事納めだったのですが、仕事と忘年会は続くよ、どこまでも。
今日も起床後すぐに準備して、職場にきておりまする。
しっかし、ここ2週間はどうやって生きてきたのか覚えてないなあ・・・

ってなことで、ブログに何を書くはずだったのかすら、今、「え~と・・・」な状況。
実は日本選手権の録画も未見。
もちろんテレビニュースでチラッと見たし、結果は確認したのですが。
(この限度でも、嬉しいことも、え?なことも、いろいろありましたね・・・)

忙中閑あり、という言葉を胸に何とか更新したいと思ってます。
とりあえず、生きてることだけお伝えしたくて!

では仕事に戻ります。
で、6時から忘年会に行ってきます!

★追記です。
昨日、「普通の人」と称する方から、私が過去に書いたヨナちゃんにロキシー、カラボスはどうだろう?との記事に対して、「ヨナちゃんへの憎悪が感じられて怖い」、「ブログに書かずに堂々と本名で本人に意見すれば?」、「悪口かくと闇に落ちる」などという、素っ頓狂なコメントをもらいました。

その記事しか読んでいないようで、こちらのスタンスを全く理解せずに書かれたようですし、こちらとしてはまさにトホホ感いっぱい。
こんな忙しいときに、こんなトホホな人からトホホなコメントもらいたくなかったなあ。めんどっちい。
またブログが荒れると皆様からご心配いただくことになるので、削除させてもらいました。

それにしても、ひとつの記事に行き着いた時、そこに書かれていた意見に自分が与することができないからといって、よく読みもせずに脊髄反射的にひどい表現で人に攻撃できる人間の神経が私には怖い。

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by koharu-annex | 2010-12-29 16:44

お知らせとお願い

皆様、ごきげんよう、でございます。
暴飲暴食が続き、「食べる前にのむ!」が合言葉になっているワタクシめですが、いかがお過ごしでしょうか。

コメントへのご返信が相変わらず滞っておりますところに、コメント欄が若干ナーバスになっている箇所が見受けられましたので、先ほど、最低限の対処として一つの記事についてコメント欄を閉じました。

20以上のコメントを頂いていたのですが、閉じたことにより当該コメントは全て読めなくなっております。コメントを下さった方々には大変失礼なことですが、あしからずご了承ください。
私がこまめにコメント欄をフォローできなかったことと、記事を途中でアップしただけで続きを書けなかったことで、こういう事態を招いてしまい、申し訳ない思いでいっぱいです。

*この記事をアップした後ご連絡いただき、こちらでコメント欄を閉じた後でも、携帯からは全てコメントを見られる状態にあると伺いましたので、記事そのものを非公開としました。*

自分の失態を棚に上げてなんですが。
私にとって、今までこのブログにコメントを下さった方々というのは、何と申しましょうか、現実感をもった個別の認識はないネット上の架空空間という限定があるとはいえ、フィギュアスケートに対する亜流の見方とバレエ鑑賞について暇な時間に語り合うという、共通の趣味を持ったゆる~い仲間内のような感覚なのです。
コメントを継続して下さっている方々は、なんとなくとはいえ嗜好も分かってくるので、本当に電話やメールで友人と話しているみたいです(あ、昔はやった文通相手みたいな感じ?)。

もちろん人の数だけ意見があることは承知のすけ、ではありますが、私にとっては仲間内であるコメントを下さる方々同士が、お互いのコメント欄の短い文章についてネガティブな反応を示すのは、純粋に「悲しい」気持ちになります。

ありていに申し上げた方が萎縮効果を招かないと思いますので書きますが、私は、真央さんに関しても他の選手についても、基本は、肯定的なもの・否定的なもの含め一切の情報・感想・意見をオープンにすることだと考えています。
真央さんの現在の状況や彼女のファンの感情を配慮して、真央さんに対する感想・意見だけ「一旦中止にすれば?」というご意見も頂いたのですが、私としては基本どおりやっていきたいと思っています。

真央さんが今矯正途中であり、状況が100%じゃないことは、多くの方が知っていることです。
その矯正途中における演技について、「この時点で、~については・・・だった。だけど、~については・・・だった。」という感想や意見を書いておくことは、鑑賞者から見た真央さんの矯正の道のりの記録でもあるわけです。

私は、その記録をつけていきたいと思っています。

もちろん、上記のご意見が、私のブログのコメント欄がいわゆる「荒れる」ことをご心配してのコメントであることは十二分に分かっています。そのお気遣いについては、ここでお礼を言わせて頂きます。「お気遣いありがとうございます!嬉しかったです。」

が、私も、身体表現の鑑賞者としてのポリシーを持っております。
当該身体表現者が、とある「舞台」に立った以上、その表現者が矯正途中であることや怪我からの復帰途中であること等は、鑑賞者が記録することを否定する理由には全くならないのです。
私の記事本文だけでなく、コメント欄におけるコメントについても同様の理由で、「表明すること」(=記録すること)自体を否定してはならないと考えます。

もちろん、表明・記録した感想については、矯正や怪我の経過状況からして「それを今言っても仕方ないじゃん。」と突っ込みいれたくなることもあるでしょうが、事実としての記録付けは認容されてしかるべき、と考えます。

このような方針は、私の頑固さからすると、おそらくこの先もずっと変わりません。
できれば皆様にもご理解いただきたいと思います。
よろしくお願い申し上げます。
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by koharu-annex | 2010-12-15 14:09 | 2010-2011 フィギュアスケート
先週から3週間はそういう時期ですね。

なので、めちゃくちゃな生活になっているので、一言だけ。


鈴木さん、誰がなんといってもどんな採点でも、私の中ではあなたがダンシング・クィーンだから!
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by koharu-annex | 2010-12-13 17:58 | 2010-2011 フィギュアスケート
皆様、こんにちは。
コメントのご返信が遅れてて申し訳ありません。

私は、コメントを下さった日時の順にお返事をする、ということを基本としております。
が。
鍵コメで下さっているかたも多いので皆様には流れが分かりづらいと思うのですが、フランス杯の真央ちゃんに対する演技について、私の意見をもう少し出して欲しいというご要請を複数頂いております。
言われてみればコメント欄がいつもより微妙にナーバスっちゃあナーバスなので、今回は、ちょっとその点について書いておこうかなと。

まず、前提として確認しておきたいのは(いつものことだけど)、私にはスケーティング技術は分かりません。
ぼちぼち勉強してますし、こないだはコメントくださった方から小塚さんが「チェンジエッジ」とかいう技術を体現されているNHKの番組を教えて頂き、拝見いたしました。が、分からな過ぎて、卒倒するかと思いました。そういうレベルです、ワタクシ。

私の意見は、あくまで舞踊面に特化して書いてる亜流の意見です。
これは、特にチャンさんの一連の記事にコメント下さったご意見を拝読して再認識したのですが、私の「亜流」さは、私や多くの読者の皆様が想像しているよりもずっと「亜流」です。なので、私の意見をどこかで引用なさったり参考意見とされる場合はお気をつけあそばせ、ってことになります。

次に確認しておきたいことは、人の意見には、「事実認定」とその事実に対する「評価」の2種類があるということです。
「事実認定」というのは、例えば、「柔軟性が高い」、「後半にスピードが落ちた」というもの。
「評価」というのは、例えば、「(柔軟性が高いことに対し)見ていて気持ちが良い」、「(後半スピードが落ちたことに対し)体力の欠如やジャンプの不調が原因だろう」というものです。

私は、「事実認定」の記載において、冷徹で、容赦ないです。表現として現れた現象のみを事実として認定するからです。これはスケートに限らず、バレエのレビューについてもそうです。
なので、この部分だけ取り出せば、多くのスケーターに対して厳しいことを書いているはずです。
反面、事実認定がマイナスでも、それに対する「評価」については、例えば高橋さんの場合は「彼のことだから何とかするでしょ」という、マイナスとはいえない場合も多かったと思います。

このように、「事実認定」と「評価」というのは別物ですので、それを念頭において頂くとありがたいです。

・・・という前提のもと、真央ちゃんについて書きたいと思いますが、今、時間が無いので、取り急ぎここまででアップしておきます。
時間をみつけて、続きを書きますね。

ほな!

いきなり追記です。
アンチ浅田さん且つヨナさんファン(←皆様、この部分に過剰に反応しないで下さいね~、よろしく!)と思われる方から、えらく下品かつ誹謗中傷を内容とするコメントを頂きました。その方にここでご返信をば。

鍵コメであっても、褒められたことではありませんよ。

私の友達のことも書かれていましたから随分前から読んでくださっているのだと思いますが、内容は、私への誹謗中傷と受け取りました。私は、友達のリクエストに応えて自分の意見を表明したことはありますが、表明した意見自体は私の考えていることそのもので、言わされたものではありませんよ。しかも、私の意見に対し皆様から様々なご意見を頂き、議論が深まることについては、むしろ私は歓迎しているところです。反対意見があることも当然のことと考えています。

ですから、私はこれまで書いた自分の記事での意見について、修正はあったとしても根本を曲げるつもりは一切ありませんし、特定のファンの方達に困っているという事実もありません。したがって、あなたが示唆するように、特定のファンの方々を一掃するなどという乱暴な考え方には到底与することができません。

私が本館およびこの別館ブログを始めて以来、対応に困惑を覚えたのは、あなたからのコメントが初めてです。頂いた2つの鍵コメのように下品な言葉で人を罵り揶揄するコメントは、例え読者の皆様の目に触れなくても、私のブログ上に存在させるわけにはいきません。

したがって、大変申し訳ありませんが、頂いた2つの鍵コメは削除させて頂きました(内容や投稿情報については別途保存してあります)。もし、削除が気に入らないようでしたら、今度は鍵コメでなく正々堂々とオープンにして書いて下さい。

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by koharu-annex | 2010-12-09 11:37 | フィギュアスケート女子
フランス杯 11月26日~28日
女子 ショート&フリー その1

●レナ・マロッコ(15才) フランス
SPは映画「ブルース・ブラザーズ」より、FPはSing, Sing, Sing。
いずれもジャンプの調子が悪かったせいで、本来の演技ではないことが見て取れたので、取り立てて何も言いませんが、1点だけ。
15才にしては、セクシーを狙い過ぎではないでしょうか。
持ってるキャラの要素と合っていることは否定しませんが、これでは下品に転びそうで可哀想です。

●マエ・ベレニス・メイテ(16才) フランス
SPはフォレストガンプ、FPはギター小協奏曲イ短調ほか。
これはひとえに振付師の問題なんですけど、黒人の表現者の身体的特徴を全く生かすことができていませんね。とてももったいないと思います。
白人スケーター向けの振付をそのまま持ってきただけでは、黒人スケーターの良さは引き出せませんよ。黒人の良さをもっと引き出す振付を採用して欲しいと思います。

黒人の身体表現者の特徴は、なんといっても腕・手首・手です。
これを生かすような振付においては、彼らは腕~手首~手を柔らかく連動させて、まるで空気を泡立てたり波のように揺らしたりするような、美しい動きをします。この妙なる動きは、極めて魅力的です。これは彼らの特権で、どんなに腕が長い白人や黄色人種でもこの動きを完全に真似することはできません。

日本では鑑賞のチャンスはあまりありませんが、少なくともアメリカの大都市の多くには、黒人のバレエカンパニー(コンテンポラリーが多いと思います)やダンスカンパニーがあります。「空気を泡立てる妙なる動き」は、多くのカンパニーの公演で見ることができますので、チャンスがあれば是非。

メイテさんの振付師には、このような黒人カンパニーの振付を是非お勉強して頂きたいと思います。

●今井遥(17才) 日本
SPはドンキのジプシーダンス。
スピードも落ちず、良く動けていて、カナダ杯より出来が良かったと思います。

FPは韃靼人の踊り。
何度聴いても音楽の編集が悪いですよね・・・。
振付も決して良いとは言えず、悪く言えば「何も考えてないだろ」的な感じなんですが。

音楽が終わるところで演技が終われなかったという、いかにもうまくいかなかった印象を残してしまいましたし、実際カナダ杯よりも出来は格段に悪かったです。
が、これは、まさに神様からお勉強の材料を与えてもらったわけです。
飛躍のための苦い経験、ってやつですね。

●長洲未来(17才) USA
SPはイーストウィックの魔女達、FPはSAYURI。
前回の後、身体を絞ってきましたね。良かったです。
FPの衣装は、中国杯のときの「もろ中国入ったキモノ風」よりも、私は好みです。
が、FPのメイクはちょっと苦手かな。

FPのレイバックスピンとそれに続くスパイラルは残念でしたが、ちょっと心配が。
ご自分の感覚よりも「胴体が曲がらなかった」ことが原因の失敗のようにお見受けしたのですよね。特にスパイラルのとき、胴体が想定よりも曲げらないから、代わりに肩と腕の方をいつもよりぐっと後ろにまわして靴を持ったように見えました。そのせいで、バランスを崩して、ぐらぐらしちゃった感じが・・・。
これは、もしかして・・・背中か腰か・・・やっちゃってるんじゃないですか?
心配です。

●シンシア・ファヌフ(22才) カナダ
SPはスパニッシュ・ギター、FPはラフマのラプソディ。
FPの衣装を変えて下さり、それだけで私は満足です。
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by koharu-annex | 2010-12-06 00:57 | 2010-2011 フィギュアスケート
フランス杯 11月26日~28日
男子 ショート&フリー その2

●ケビン・レイノルズ(20才) カナダ
SPはモーニンほか、FPはヨハン・シュトラウス・メドレー。
背中も肩甲骨もよく使える人なので、柔らかい動きもできるし、よく踊れていました。
ただ、ムーブメントが雑なのが気になりますね。
ジャンプの調子が悪かったために、集中力が切れたのかもしれませんが。

●ブランドン・ムロズ(19才) USA
SPはセビリアの理髪師、FPは映画「波止場」より。
ジャンプの失敗はあったけど、中国杯のときよりも良かったと思います。

ただ・・・正直にいうと。
私、この人の演技を見ているとちょっと退屈してくるんですよね。
無難なところに落ち着き過ぎていて面白みが足りないというか、ぶっちゃけつまんないというか・・・。
単純に、演目が好きじゃないだけかもしれませんが。
(中国杯のときも書きましたが、SPは信ちゃんのマスターピースがあるせいで色あせて見えるし、FPは音楽に盛り上がりが欠けますから。)

●ジュベール(26才) フランス
SPはレジェンド・オブ・メキシコより、FPは棄権。
中国拳法に出てきそうなヘンテコリンなポーズも、メキシコの踊りもどき(あくまで「もどき」)の振付も、独自で面白いと思います。
なぜだか分からないけど、妙にジュベールさんに似合っていて、私は結構好きですよ。

●小塚崇彦(21才) 日本
SPはソウルマンメドレー。
冒頭部分に限定されるけど、「タメ」ができるようになってた!
もちろん、冒頭部分以外でもできるようになればそれに越したことは無いけど、冒頭でできるのは大きい。鑑賞者の注意をぐっと引くことができますから。
また、前半、ちゃんとリズムを押さえていることが、要所要所で分かるのも良いですね。

後半もスピードが落ちなかったのも良かった。
これはスケーティング技術だけの話ではなくてですね、実のところ私は、小塚さんのSPの振付は音楽との親和性が完全ではないと感じています。
が、この親和性の不完全さを、小塚さんのスピード感が補っていたように思えました。

FPはリストのピアコン1番。
彼はとにかく「品」が良いですよね。
フリーの小塚さんの演技の順番はアモディオ君の直後だったでしょう?
アモディオ君には申し訳ないけど、彼の後だったからこそ余計に、小塚さんの品のよさが引き立ったように感じました。

成長著しい今季、敢えて今、私が彼の改善ポイントとして挙げたい点は、以下の2点です。

(1)頭がうつむきがちであること
(2)肩が固定されているような動きをしがちであること

(1)は、おそらくバックアイを意識するだけで、かなり改善されると思います。
バックアイというのは、両目が顔の前面ではなく後頭部の内側についていると意識することです。
このような意識でいると、不思議なことに、人間は姿勢が良くなり、頭のてっぺんが天を向きます。
そうすると、目が下の方を見ても(=視線が下向きになっても)、頭のうつむき加減は最小限で、姿勢は良いままですから、舞踊的には格好が良いです。
(和洋問わず踊りをやってる人はやってみて下さい。ちなみに、お能のお仕舞いでも、これはとても有効です。)

(2)ですが、彼の肩の動きの「ちょっとした悪さ」というのは、柔軟性の程度というのではなく、なんというか肩に力が入っているというか、良くも悪くも「崩れない」という感じなのですよね。
このような「固定」感というのは、良い面も探せばあって、それは優等生のような雰囲気が出ることです。
が、表現手段の広狭という意味では、やっぱりもう少し崩せた方が良いと思いますね。

上のバックアイほど確信はありませんが、一般的には、腕を動かす際、肩の力を抜いた上で、主に「ヒジ」と「広背筋」で動かすつもりで意識してみるのが良いのでは?と思ったりしますが、どうでしょう。
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by koharu-annex | 2010-12-05 00:28 | 2010-2011 フィギュアスケート
フランス杯 11月26日~28日
男子 ショート&フリー その1

気づいたら師走も1週目が終わり・・・おそろしや。
バレエのレビューもたまりまくってるし。

とりあえず、頂き物のジャン・ポール・エヴァンのチョコケーキあるので。
まず、食べて血糖値上げて、と。

・・・うまいけど、甘いな。コーヒー3杯も飲んじゃっただよ。

ってことで、フランス杯、男子へゴーだ!

あ、その前に、一発、文句をば。

あのさ、このフランス杯、


映像編集がおかしいでしょ!!!!



選手の演技中に、コーチや客席にいるエライ人(?私には何者かさっぱり分からん)の様子をはさんで、選手の演技が見られないことが頻発したけど、そのたび私は、怒髪天を衝くっつーか、憤死しそうでしたよ。

これがKバレエの録画でなされたなら、熊団長が、「なんでダンサーが画面の中心じゃないのさ!?」って怒鳴ってるところだよ(実際そういうことがあった)。

加えて、トリノの世界選手権の時と同じような、スピン時のスケート靴のアップ。
必要なら、演技後のリプレイ時にしてくれ!!
演技を通してみているときには、全身見れないと意味ないから!

あと、あんな下手くそな絵描きの絵とかいらんから!
フラワー少女達のチュチュの下からのぞく小さなお尻とパンツを、やたら下から映すのもやめて頂戴!
変な性癖を持ってる奴に見られたらどうすんの!

もし、「フランスの芸術センスってやつを見せてやるぜ!」とか考えてやってるんだったら、それ、こっぱずかしい勘違いってやつだから!

・・・・

という諸々の「怒り」が頻繁に私を襲うので、これまでのGPSと異なり、かなり集中力が切れました。
なので、演技の見方がおろそかになっております。
スミマセン・・・。

●シャフィック・ベセリエ(21才) フランス
SPはアルメニアン・ラプソディ、FPは映画「ジプシーのとき」から。
良く動いていたし、身体能力は高そうです。
が、舞踊的な観点から言えば、あと一伸び身体の伸びが欲しいところ。

FPについては、序盤のジャンプの失敗が響いたのか、特に後半になって音楽と乖離したようなチグハグな印象となってしまいました。

●フローラン・アモディオ(20才) フランス
SPはレジェンド・オブ・メキシコ、FPはブロークンほか。
中国杯のときより、安定感がありました。
とにかくよく動けるし、その動きが一定レベル以上のかっこ良さを保てることは、この人の大きな強みだと思います。

演技がうまくいったせいか、表情も自信に満ちていました。
強い目力、小生意気で鼻っ柱が強そうな雰囲気は、好みが分かれるでしょうけどね。

FPは、まさしく「気迫の演技」ってやつでした。
この人、フィジカルも強そうなだけど、メンタルも強そうですね。
小塚さんと比べると、そのアグレッシブさが目をひきます。

このどこまでも「強い」イメージは、諸刃となる可能性があるかも、ですね。
表現の幅が狭まる可能性がありますから。
まあ、これから数年どういう風に進んでいくのか見ものだと思います。
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by koharu-annex | 2010-12-04 13:45 | 2010-2011 フィギュアスケート

ロシア杯 雑感 その6

ロシア杯 11月19日~21日
男子 ショート&フリー その4

フランス杯の結果がとっくに出てるのに、ロシア杯でうろうろしているワタクシ・・・。
ロシア杯については、今回が最後です。

●羽生結弦(15才) 日本
SPは白鳥の湖よりホワイトレジェンド、FPはツィゴイネルワイゼン。
白鳥の湖のアレンジは川井郁子さんだそうですが、今回聴いていてもやっぱりとても良いと思いましたね。
FPでも毎回思うのですが、羽生さんは、ヴァイオリンの高音の消え入りそうなギリギリの音が良く似合いますね。

羽生さんという方は、もともと柔軟性が高い(おそらく多くの関節のソケットが浅い)こともあって、腕のムーブメントが本当に美しいです。
加えて、男性には珍しく背中と首が、これまた美しいです。
が、特に首や背中のストレッチを入念にやっているようにも見えないので(想像ですが。笑)、やはり持っている資質でしょうね。
この手の柔軟性は、普通に意識してストレッチなどをしていても、年齢を経るごとにある程度なくなってしまいますから、今のうちに良く見ておかなくちゃ、ですよ。

FPは、NHK杯のときよりも、体力の分配を考えているようで、前半は動きを抑えている印象でした。
ただ、スピードは比較的出ていて、身体の伸びもあったと思います。
残念なのは、そういう「抑えた演技」でも、少々危なかったしいところがあることです。
身体の動きの全てをコントロール下におけていないというか、御しきれていないというか・・・。

前半抑えたにもかかわらず、後半は足に来たようで、ステップで転倒してしまったことも残念でしたね。
やはりスタミナの問題は急務でしょうか。
スタミナ強化がなされたら、一つ一つのポジショニングを大事にして、呼吸をためることも覚えると良いのではないかと。

●ジュレミー・アボット(25才) USA
SPは、ディエポス・アイレス。
身体を本当によくコントロールできています。
スピンが残念でしたが・・・。

前回よりもタンゴのセクシーさが出ていた気がします。もちろん、アボット君らしい端正さを感じさせる範囲でのものなので、清潔感のあるセクシーさというちょっと珍しいセクシーさですね。
それにしても、この演目、アボット君の新境地を開いたマスターピースであると、つくづく思います。

FPは、ライフ・イズ・ビューティフル。
照れ屋というかシャイなところのあるアボット君のグイドは、好感が持てますね。
ジャンプが残念でしたが、後半のひざまずくポーズが含まれた、情感あるステップは本当に素晴らしかったです。
ジャンプに失敗しながらも懸命にパフォーマンスするアボット君の姿が、家族のためにその場その場でやれることを必死でやっていくグイドの姿に重なりましたよ。

●コンスタンティン・メンショフ(27才) ロシア
SPは、シルバー・ギター。
様々な効果音を使った音楽が面白いですね。
この音楽を振付やムーブメントに生かし切れれば素晴らしいのですが・・・そこまで望むのは高望みですかね。

FPはスムーズ・クリミナル。
いわずと知れたMJの名曲ですが、バイオリン奏者のデイビッド・ガレットによるアレンジがユニークで良かったです。
SPに引き続きFPでも、音楽に強いこだわりを感じますので、そういうスケーターあるいは陣営なのでしょうか。

今季、MJの楽曲を使用した演目としては、アモディオ君、ベルネルさん、そしてこのメンショフさん、という3人のものを見てきました。
私は、この中では、メンショフさんのものを最も評価したいですね。
作品として志向しているレベルが非常に高い、と感じるからです。

MJって良くも悪くも強烈なので、MJの行った具体的表現をそのまま真似することは、文字通り「無謀」です。
無謀でなくするためには、生々しいMJ色をある程度排除した方が良い。

そのためには、一旦、MJが行った具体的な表現を抽象化し、その抽象化された(つまり具体的表現とは少し離れた)「本質的特徴」とでもいうべきものを、MJとは違うポイントに下ろしてきて、そこで改めて具体的表現として作り直す、という作業が必要になります。

メンショフさんのこの作品は、まさにそれをやってのけてる。
それも、音楽と振付の両面から。

まず、音楽については、ガレットさんによるアレンジが秀逸で、基本的に電子バイオリン(もしかしてシンセサイザー系?)でメロディを奏でているのですが、この音と編曲されたメロディが新鮮で、生々しいMJっぽさを払拭していました。

また、中間部に様々な鳥の声がたっぷり入っています。
もちろん、鳥の声は、MJを肯定的に評価した場合に欠くべからざる不可欠の要素で、実際MJの楽曲にも入っていたと思います。
が、MJの楽曲に入っていたものをそのまま利用するのではなく、別途、数種の鳥の声をあらたに採取して、複合して作っていると思います(違っていたら、コメントでご指摘下さい)。
これがまた秀逸な複合で、既存の音楽を切り貼りしたいかにも「適当にバックミュージックとして作りました」みたいな楽曲と、一線を画していました。

振付も、いかにもMJ風の振付は、極最小限に効果的に使用するにとどめており、センスを感じました。

惜しむらくは・・・メンショフさんに、この作品をこなしきれるだけの体力や技術が、少なくともロシア杯では見られなかったことです。
この作品の内容の濃さと、メンショフさんの年齢を総合考慮すると、これの完成形はなかなか見られないのではないかしら・・・。
それが、とても残念。
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by koharu-annex | 2010-12-03 02:22 | 2010-2011 フィギュアスケート

ロシア杯 雑感 その5

ロシア杯 11月19日~21日
男子 ショート&フリー その3

前回、チャンさんの演技構成点は高すぎるんじゃないか、ということを書いたら、皆様からいろんなコメントを頂きました。
詳しく教えてくださるコメントが多くて、大変感謝しております。できれば受講料をお支払いしたいくらいですわ!

鍵付でコメント下さった方が複数いらっしゃったので、皆様には流れが分かりにくいかもしれませんが、ワタクシ、コメントを拝読していて「あー、やっぱ書いとけば良かった。」と思ったことがあったのでした。

あまりに長くなりすぎるので省略しちゃったんですけど、前回の文末後には続きがあったのです。
今回は、それを書いておこうと。

実は、ずっと気になりながら言及しなかったことがあります。
それは、舞踊の中には、


下半身特化型


とでも呼ぶべき類型があることです。

例えば、アイリッシュダンスの一類型や、メキシコの民族舞踊の一類型には、「足技、とりわけ膝から下だけ」で踊るというものがあります。両手を後ろに組んで、純粋に足技であることを強調したりもします。
ショー形式の場合に、上半身に若干の振付がつくこともありますが、言ってしまえばラジオ体操レベルの動きと大差なく、舞踊的な意味は殆どありません。

もちろん、上半身を上に引き上げることで下半身の負担を減らす、ということを基本としている舞踊は多いし、実際、上の2つの舞踊では姿勢がまっすぐなので、上半身で上に引き上げているなあ、ということを感じます。
ですから、意識的・無意識的に上半身で引き上げている、という意味では、「上半身も使っている」ことになるかもしれません。が、それも鑑賞者にとってみれば、舞踊的な意味はありません。

「下半身」ときいて多くの人がぱっと思いつくのは、タップダンスではないでしょうか。
現在タップダンスには多様なものがあって、もはや全身を使った舞踊に入る類型も多いと思いますが、発生的には足技の踊りですから。
ただ、純粋に足技に重きを置いているタップダンスの場合でも、上半身や腕をつかって反動をつけることも多いので、上の2つの舞踊よりもずっと上半身を使っているといえるかもしれませんね。

下半身特化型の舞踊が、その舞踊に詳しくない観客をも喜ばせる大きなポイントは、「スピード」と「音」だと思います。
目にもとまらぬ高速ステップや、床を踏み鳴らすリズムの音は、とても魅力的です。
集団でパフォーマンスする際など、高速の動きと音が揃えば揃うほど、興奮度も高まろうというもの。

しかし、その足技の細かな技術や、高難度か否かという違いについては、素人の鑑賞者には分かりません。
分かるのは、動きや音のスピードが、「速いかどうか」、「スムーズかどうか」、集団の場合は「揃っているかどうか」、というものだと思います。

さて。
私の喉に刺さっている小さな小骨は、フィギュアスケートって、「下半身特化型」の舞踊とパラレルな部分があるのではないか?ということです。
もし、そうであるならば、たとえ上半身がラジオ体操レベルであっても、高い評価をもらうことはあり得ることです。

ただ、そのスケーターのレベルが、仮に陸上での「下半身特化型」の舞踊ならば、素人でも理解できるであろう、かなり高度なレベルのものであっても、氷上という特殊性のために、専門家あるいはある程度詳しいファンにしか理解してもらえない可能性は大きいですよね。

というのは、フィギュアスケートでは、誰が見ても分かる「ステップの高速さ」には氷上ゆえの限界があり、加えて誰にでも分かる「音」というものがありませんから。
ここに素人レベルの鑑賞者と専門家による評価との間に、乖離が生じる原因があるのではないか、と。

もちろん、その乖離を解消するために、「下半身特化型」の足技の技術の高さをそのままに、上半身もレベルの高い振付をこなせれば言うこと無しなんでしょうが、それは陸上での「下半身特化型」の踊りでも、とても難しいことです。
実際、上半身の舞踊をつけると、下半身のレベルは落とさざるを得ない場合が多いのではないでしょうかね。

そうすると、ですよ。
高橋さんのように全身で踊ってる選手がおり、実際に高橋さんは演技構成点で高得点を挙げていますけれども。

そもそも論として、フィギュアスケートは「下半身特化型」の類型として評価されるべき、という価値基準があるのであれば。
高橋さんよりも足技がずっとずっと優れているのであれば、上半身がラジオ体操でもカカシでも、高橋さんよりも評価が高い、というのは至極納得できる話なんです。

もちろん、足技のレベルが高橋さんよりも「ほんの少しだけ」高いというレベルの場合は・・・全身で踊ってる高橋さんの方がエライのではないか?というのが私の感覚ですが。

鍵コメでコメント下さった方には、このような「下半身特化型」の価値基準に近いのではないか?、と思われるコメントを残して下さった方が複数いらっしゃいました。
加えて、チャンさんは、この「足技」に極めて優れた方、ということも複数の方が指摘して下さってました。

ということで。
結論としては、「足技」が分かるようにならなければ、チャンさんについては理解できない、ということのようですわね。

・・・長い道のりだわ~。

というか、無理な気がする。
私、全くスケートの経験がないので(小学校5年生くらいのときに1回やって、恐怖でそれ以来やってない)

無理だとすれば・・・チャンさんのことを無視するしかないかなあ~とも思ったりもするのでした。
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by koharu-annex | 2010-12-01 19:50 | 2010-2011 フィギュアスケート