もしかしてトホホ(http://blog.livedoor.jp/takurere1025/)の別館です。表現系に特化して更新します。


by koharu-annex

カテゴリ:2010-2011 フィギュアスケート( 45 )

●羽生さん
「ツィゴイネルワイゼン」 サラサーテ
襟元のフリルとかリボンとか・・・こういう衣装が珍しく似合う日本男子ですね。

まだ華奢な少年体型が残っているせいもあるのでしょうけど、ジャンプで倒れたりした際に、一部の10代の少年しか持ち得ない「はかないきらめき」みたいなものがシャリンと音を立てるようです。

こういうのって無くなっちゃうんですよね・・・そう、「男性の人生において、ごく年若い男子である時の一瞬にしか存在しない美がある」という現実を実感するのは、ある程度の年数を生きた後です(笑)。
いつか詳しく記事に書くかもしれませんが(いつ!?←自分突っ込み)、世阿弥も、この点はっきり言い切ってる。もちろん、三島も言い切ってる(笑)。

念のため言ってしまうと、この「美」というのは誰しもが持っているのかもしれませんが、多くの人にその「美」を感じさせることができる人というのは、数が限られている。
羽生さんは、その限られた人物の1人だと思います。
そして、「今の」羽生君は、まさにその「美」の真っ只中にある。
この意味で、実に、鑑賞時期にある方と言えると思います。

その「美」が無くなった頃には、体力もつき、また、彼の「躍り心」にもっと磨きがかかっているでしょうから、今度は彼の舞踊について鑑賞時期が来るでしょう。

●キャシー・リード&クリス・リードさん
「So She Dances」 byジョシュ・グローバン
・・・相変わらず、姉ちゃんの尻に敷かれてるんだろうな・・・クリス。
頑張れ、「額縁」(byキャシー)。


●安藤さん
「Why do people fall in love?」 リンダ・エダー

若いバレリーナと絶頂期を迎えつつあるバレリーナの身体、顕著に違う身体の箇所の1つに、背中があります。それは、上半身の動き(素人目にも顕著なのは腕の動きです)を使った表現をするために、鍛え上げられたものです。

安藤さんの背中、絶頂期を迎えつつあるバレリーナの背中に近くなってきています。
小手先だけでなく、地道に訓練してきたのが良く分かります。

肩に爆弾を抱えているから余計そうなのでしょうけど、彼女は、腕を肩で動かすのではなく、遠くにある広背筋を使って動かすようにしていますね。こうすると、肩に余計なチカラが入らないので、非常に美しい。彼女にとっては一石二鳥ですよね。

一般に、手首を綺麗に見せるためには、ヒジ、ヒジを綺麗に見せるためには肩と背中、肩を下げて綺麗に見せるためには背中、という風に、綺麗に見せたいところの奥にある箇所に気をつけなくてはならないのですけど、そこがきちんと意識されている感じです。
私は、こういう本質的なところがちゃんとできている表現者が、本当に好きです。

昨シーズンに比べても数段のレベルアップではないでしょうか。
また、彼女はいつもそうですが、昨日の試合用のFPよりもEXの方が、ずっと表現が豊かになっていますね。

●プルさま
「灰色の途」セルジュ・ラマ
ここまで情感のこもったフルコーラスが入った音楽に負けていないのは、立派ですよね。
昨夜よりも丁寧に滑っていらして、私は今日のプル様のが好きですね。

若くとんがった振付家に、斬新な演目を振付けてもらいたいもんだ。

●サーシャ・コーエンさん
「映画『キャバレー』より 『私の愛するあなた』」 byライザ・ミネリ
私はサーシャさんの身体や、そこから繰り出される技のタイプが、非常に好みなんですよね。
久しぶりに見れて、とても嬉しかったです。
これだけで、この録画、永久保存決定です。

●小塚さん
「free fallin'」 ジョン・メイヤー
私は、小塚さんには、こういう現代的で少し都会的な雰囲気の方が、クラシックよりも似合っていると思いますね。

顔の表情を頑張っているらしいですが、私が、この手の曲に最も必要だと思っているのは、顔の表情よりもむしろ、ちょっとした「雰囲気」です(顔はクールな表情さえできればそれで良い、とさえ言える)。

ちょっとした「雰囲気」を出すには、少しスノッブなしぐさやタメが必要なので、そこを照れずに出来るようになることの方が、演目の完成度という意味では近道ではないでしょうかね。

で、それができたら、最後の仕上げは、瞬間的な「悲しい表情」かもしれません。
この手の曲に、ほんのちょっとの(←ここがポイント)哀愁という味付けができると、魅力倍増ですから。(理想は背中で哀愁を一瞬見せることだが)

●ジョアニー・ロシェットさん
「Die Another Day」 byマドンナ
昨日に引き続き、今日も素晴らしかった!
いやいや、こんなに踊れる人だったんですね。
今シーズン、これだけにしか出ないなんて、何だか本当にもったいないですね。

●川口悠子&アレクサンドル・スミルノフさん
「ツァラトゥストラはかく語りき」 リチャード・シュトラウス
この音楽を聴くと、反射的に、映画「2001年宇宙の旅」が・・・。
しかし、あの映画に負けない壮大さと力強さでした。
シンクロ率も昨シーズンより、ずっと上がっているような気がします。

●ジェフリー・バトルさん
「Sunglasses at Night」 byコリー・ハート
ジェフリーさんがクラシック演目を選択することを否定するつもりはありませんが、こっち系のがずっと合っている気がしますね~

この曲をあそこまで仕上げることが出来る人って、なかなかいないと思いますよ。
猫背の怪しいサングラス男、非常に良かったデス。

●荒川さん
「アヴェ マリア」
少し痩せすぎでは・・・
本田さんのように貫禄が出て、「現役引退するとな~」感が出るのが怖いのかもしれませんが、これはちょっと心配です。

●高橋さん
「映画『アメリ』より」 ヤン・ティルセン
このプログラムは、ご本人がおっしゃっているとおり、とても勉強になるでしょうね。
まだ深められる印象です。深めたら・・・ズタボロ・ホセ君を是非(笑、こちら参照)。

動きがスローで少ないので戸惑っているのでしょうけど、そういうときこそ、ちゃんと肩甲骨を使うべきでしょうね。ちょいと背中がダラーンと見えることがある。

「Latin mix」
アメリをこなしきれていない、ストレス発散ってところでしょうか(笑)。

●浅田さん
「バラード第1番」 ショパン
始まりを見たとき、6月のお披露目の時と比べて雰囲気が変わっていたので、「あ、バレエ観た?」と思いました(椿姫ね。こちら参照)。

ただね、これは、本当に惜しいです。仕上がりが。
真央ちゃんに、誰か言ってあげて。
「流れるような曲だからこそ、どこも同じように踊るだけだと、ボーっと踊っているようにしか見えないんだ」って。
この手の曲だからこそ、メリハリとタメが必要なんだって。
アクセントを付けようとしている箇所があるのは分かるけど、まだまだ全然弱い。
1つ1つの技とポーズに、あと一呼吸の伸びとタメが無いと、まさに「やり損」。
もったいなさ過ぎです。

「愛の夢」
彼女の真骨頂ですね。
あれだけの悲しい思いをしながら、持ってきましたよ、アンコールとして。さすが!です。
JOでは身体が萎縮しきっていましたが、今回は身体に伸びがあって、あぁ、こういうのがやりたかったんだ、と思いましたね。
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by koharu-annex | 2010-10-03 23:42 | 2010-2011 フィギュアスケート
テレビ東京放送 2010年10月2日(土)午後7時~

スペシャルゲストの谷村美月さんの着ているジレが、マタギの衣装(?)にしか見えないこととか、木下工務店の五木ひろしさんとコロッケさんのコラボCMが結構ツボだったとか、そんなことはさておき。

●荒川さん
動き出した瞬間、「六条の御息所」と思いました(マジです。「源氏物語」との文字を見る前からです。)。
夕顔は・・・若干、無理があると思うが。
・・・正直に言うと、「若干」じゃなくて「かなり」。

●ジェフリー・バトルさん
「グレン・グールド・メドレー」 byグレン・グールド
北米チームは、ピアノ曲が多いデスね。
グールドの、例の「声」が入っていないかと期待したんですが、無かったな~。

●ミハル・ブレジナさん
「巴里のアメリカ人 サウンドトラック」 ジョージ・ガーシュウィン
若い彼に多くを望みすぎなのかもしれませんが、冒頭から折に触れて出てくるマイムの際、緊張して表情が固いのが残念ですね。
もうちょっとだけおどけた明るい感じが出ると、ぐっと引き込むことができるでしょうに。
なんかね、ジェフリー・バトルさんの笑顔と茶目っ気をプラスしたい感じ?

●小塚さん
「ピアノ協奏曲第1番」 リスト
ねえねえ、私、小塚さんのことを詳しく知ってるわけではないのだけど、この曲は、彼の個性に合っているの?
私はあってるようには思えないんだけど、もし、合っているんだとしたら、もう少し、上半身の振付をもっとこの曲に合って、なおかつ彼をもっと素敵に見せるものにすべきじゃないの?
少なくとも、この曲の場合は、もう少し優雅にすべきだと思うが。
(彼が手首から先を「遊ばせる」癖を持っているせいもあるけど、主原因はそこじゃないと思う。あとね、彼に優雅系の動きが向いているのかは、要検討では?彼には、もっと現代っ子っぽい感じの方が良いと思うけど?)

上半身の動きに気を遣った振付であることは分かるんだけど、いかんせん、全体的にダサい感じがするのね~。
ジェフリー・バトルさんやアダム・リッポンさんのピアノ曲の振付に比べると、振付そのものの差が明らか過ぎる気が・・・。
小塚さんの上半身の動きを見るとポテンシャルあると思うので、ちょっと可哀想だと思った次第。

●アダム・リッポンさん
「ピアノ協奏曲第2番」 ラフマニノフ
こんな超有名曲でやってくるとは~。
メロディをどうつなげてくるんだろう~?と編曲が気になるともに・・・リッポンさんの髪の色が、気になって仕方なかったわ。
あれはメッシュに染めているよね?白い雪をうっすらかぶったみたいで・・・全く関係ないけど、バレエ「くるみ割り・・・」の舞台では、昔、雪の精達は皆クリクリの白いカツラをつけていたんだけど、それを思い出しました。

いやいや、後半若干バテた?と感じるところもありましたが、ラフマが鬱から抜け出すきっかけとなった、壮大な面もありつつ叙情あふれるこの曲に、ほぼ負けていない踊りっぷりで(ジャンプもすごかったけど)、私は好みでしたね。

●エフゲニー・プルシェンコさん
「ニジンスキーに捧ぐ」 byエドウィン・マルトン
この演目をパソコンの画面以外で見るのは、実は初めて。
バレエ見には、このプロは深くて楽しい。ニジンスキーの特徴的な振付や残された写真をモチーフにした動きが随所に盛り込まれているので、隠されたお宝を次々と見つけていくような楽しみがある。

あとね。曲。かなり凝っていることはyoutubeレベルでも理解していましたが、今回、テレビの音響で聞いていると、後半にシューベルトの「魔王」のピアノ伴奏部分が組み込まれていることが分かって・・・びびりました(笑)。
この点、確かに、わずか10年ほどの活躍期間の後、狂気に蝕まれていくニジンスキーと魔王に襲われる子供を重ねるのは、納得の解釈。

プル様は・・・細かく丁寧に表現していくことや、表現そのものの完成度を高めることは、もう放棄していますね。
以前、「雰囲気で勝負する人」の評価~応援目線か評論目線か という記事を書きましたが、現状では、プル様は、その中で指摘した「昔高い技術を持っていた人」に該当すると思います。

私はプル様のことがキャラを含めて非常に好きなので、今もこれからも応援していきますが、表現を評論者目線で語る場合には、残念ながらマイナス面も指摘せざるを得ないと思います。

●高橋さん
「Tango ブエノスアイレスの冬」 アストル・ピアソラ
4回転成功、おめでとうございます。

何度も言うけど、本当に踊りがうまい人です、この方。
あの踊り方は習ってそうなれるレベルのものではないです。
天賦の才能があって且つ本人も努力しているので、「氷上の踊り」という範疇では、そんじょそこらの人が追いつくことは不可能だと思いますね。

あと、演目が始まった途端、その音楽が指向する「自分じゃない何者か」にすぐ豹変できる、これまた天賦の才能があるので、見ているものを妙に納得させるところがあります。

が、後半、体力(あるいはその配分)の問題でしょうけど、音楽に負けてしまいましたね。

●ユリア・セベスチェンさん
「ラウル・ディ・ブラシオ メドレー」 ラウル・ディ・ブラシオ
衣装が結構好きでした。

●安藤さん
「ピアノ協奏曲イ短調」 グリーグ
本当に・・・美しくなられましたね。。。
彼女は、雑音をある程度シャットアウトできる外国という環境が合ったのでしょうね。
また、(男女の噂はさておき)モロゾフさんとも相性が良かったのでしょう。
もともとは精神的にあまり安定性が高くないようにお見受けしておりましたが、今は幸せオーラが出て安定感すらあります。

数年前と比べて、姿勢が顕著に良くなっていますね。
私は、この点も外国暮らしの恩恵ではないかと考えています。
日本人は猫背が多いため、よっぽどひどくない限り日本では自分の猫背が気にならないけど、外国では自分の猫背が妙に気になる・・・というご経験、案外多くの方がなさっているのではないでしょうか
もちろん、まだ彼女は少し猫背ではありますが、ここまで改善されることは珍しいのではないでしょうかね。

猫背が随分改善されているおかげで、彼女が長年改善に取り組んできた腕の動きが、昨年あたりから顕著により美しく見えるようになりました。
年若かった時に比べて、クラシックのピアノ曲が似合うようになったのは、ここが大きいと思います。

肩の爆弾を抱えながら、よくぞここまで・・・(涙)。ビバ!でございます。
(惜しむらくは、アゴの位置ね。適正位置よりも若干上か下なことがあり、ちと泥臭い空気が出る)

●シンシア・ファヌフさん
「ラプソディ」 ラフマ
一般論として、バレエ見にとって、バレエ音楽をスケートに使われると、ものすごく苦労することがあります。
それは、音楽を聴くとバレエの映像が思い浮かぶほど記憶に定着している曲である場合、スケートを純粋に見るためには、次々と浮かんでくる映像を、かなり理性を働かせて瞬間技で消去していかなくてはならないからです。

ラフマのラプソディは、イギリスの有名なコリオグラファーのフレデリック・アシュトンが、エリザベス女王のお誕生日か何かを祝ってバレエ作品を振付けています。
極めて音楽的な作品で、伴奏部分、メロディ部分などについて、ダンサーが分担して踊ります。

そのメロディ部分の踊り手の名手中の名手が、元ロイヤルバレエ団プリンシパルの吉田都さん。
私は、何度も何度も都さんのラプソディを見ているので、この音楽が流れると必然的に都さんの踊りが目の前に浮かびます。
それはそれは、メロディと一体化した素晴らしい踊りで・・・もう他の振付など考えられないくらいで。
これは理性でどうにかなるレベルではなく。

ということで、他の振付は何を見ても、物足りないのであります。
ファヌフさん、大変申し訳ない。
ガタイがでかい、ということしか残らなかったよ・・・すまぬ。

●サラ・マイヤーさん
「映画『コレラの時代の愛』より」 アントニオ・ピント
これも衣装が好きだったな。

少し体が重そうでキレがなかったですが、これは荷物が届かなくて当日まで練習が一切できなかったことがあるのでしょうかね?
普段を存じ上げないのでは判断できませんが。

●浅田真央さん
「愛の夢」 リスト
衣装のバスト部分が若干下過ぎるのではないか?ということも含め、私の好み的には、上半身部分のデザインの全面的な改善を求めたいデス。

演技については、修正中のジャンプがうまくいかず、途中から心の中の悲しさがあふれ出してしまいましたね。
彼女の名誉のために申し上げると、彼女自身は何度も心を立て直そうと、また演技を少しでも良いものにしようと笑顔を作り、ジャンプ以外の部分で「愛の夢」を表現するために、必死に頑張っていました。
本当に、彼女はそういうところは真摯で健気で、一切何も投げ出さず、フィニッシュのポーズまで丁寧でした。
これは称えるべきことだと思います。

が、ジャンプというのは彼女にとって本当に大切なものなのでしょうね。
後半に向かうに従い、体が萎縮していき・・・・・・以下略(おそらくご覧になった皆様にはお分かりでしょうから)。

皆様から今シーズンはジャンプ修正シーズンであるので長い目で・・・という趣旨のコメントをいくつか頂いておりまして、この事態は、ファンの皆様からすれば、ある程度予想されたことだったかもしれませんね。
が、終わった後、日本人スケーターの皆様と座っていらした時、うっすら涙を溜めていたようで、ご本人は想定外のショックだったかもしれません。

ただ、私はあまり心配していません。
むしろ、本当の真剣勝負の試合前に、この経験をしておいて良かったのではないかとも思います。
彼女は、これを糧として、修正中のジャンプがうまくいかない間も、何らかの方策を立ててくることでしょう。
仮に、何らかの方策が立てられない場合は、ジャンプが修正されるまで待てばよいだけの話です。


●ロシェットさん
「サムソンとデリラ」 サン=サーンス
昨シーズンと同じナンバーであり、また、今シーズンはこのジャパン・オープンしか出ないということでピッタリ標準をあわせてきた、ということもあるのでしょうけど。
出場者の中で1番の出来だったのではないでしょうか。

彼女はガタイがでかく、決して繊細な表現をするタイプじゃないんですが、表現が何というか・・・深いんですよね。
アジア人ではなく欧米の女性らしい、女性らしさがある上、静かな哀しみも湛えることができる。
ジーンと胸を打つものがあります。
異国情緒があってドラマチックでありながら上品さと品格のある、この音楽に良く合っていました。
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by koharu-annex | 2010-10-03 01:42 | 2010-2011 フィギュアスケート
以前の記事の続報です。
いつもコメントを下さる方々から教えて頂きました。ありがとうございます。

既に皆様ご存知でしょうが、自分の備忘録のために記事化しておきます。

BS日テレ 「THE ICE」 放送
10月9日(土)午後1時~2時24分
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by koharu-annex | 2010-09-24 15:25 | 2010-2011 フィギュアスケート

THE ICE 放映情報

いつも情報を豊富に下さる、とある鍵コメさまから、先日名古屋で行われたアイスショー「THE ICE」のテレビ放送について情報を頂きましたので、皆様にもご連絡いたします。
(鍵コメさまから、記事化のご了解をいただきました。ありがとうございます!8月5日午後5時30分追記)

YBC(山形放送) 8月15日13:00-14:25
KKT(熊本県民) 8月21日12:30-13:55
ABS(秋田放送) 8月21日13:00-14:25
*まだ追加の可能性があるそうです。

BS日テレ 9月25日・10月上旬
*日テレは、24時間TVでは真央さんを出演させる一方、彼女のショーである「THE ICE」については地上波では放送しないのだそうです。事情が諸々あるのでしょうが、なんとも気分の悪いことですわね。
*再放送についてのBS日テレのコメントはこちらです。
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by koharu-annex | 2010-08-05 01:15 | 2010-2011 フィギュアスケート

DOI雑感

★7月5日、真央さんの箇所に、ノイマイヤー版バレエ「椿姫」3幕の黒のPDDの動画に関するコメントを加筆しました。

●鈴木明子さん SP「ジェラシー」
ブラボー!ブラボー!ブラボーーーー!!!
明子姉さん、円熟期を迎えているのではないでしょうか。
まさに明子さんの踊り!という、王道路線です。

ただね、私は明子さんのダンスに対する評価が極めて高いだけに、望むことも高いのです(笑)。
あまりにも有名なタンゴ「ジェラシー」を難なく完璧に踊りこなす明子姉さんを見て、わたくし、思ってしまいました。

明子さん、他の踊りもそれくらい踊れるはずですよ、と。

頼みますわ、明子姉さん、一発かましてちゃぶだい。

●村上佳菜子さん EX「ビー・イタリアン」
まあ、まあ、まあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!! このお嬢さんったら、なんてこと!!!!!!
本当に、まあ、なんてことでしょう!!!(笑) (←喜びの笑いです。念のため) 

まずは皆様、この演目のネタ元、映画NINEの中のダンスをご覧になって(こちら)!!
(もっとたっぷりご覧になりたい方は、目黒シネマで7月3日~16日、2本立てで上映されますので、そちらをどうぞ)

このダンスを、まだ15歳の少女が踊りたいと思い、そして実際に踊ったなんて!!

皆様、この少女の、この若さゆえの「好き!」と思ったら一直線な無鉄砲さの、呆れるほどの眩しさと、そして「好き!」という勢いだけで、通常この年齢では有り得ないダンスをモノにするかもしれない可能性に賭けて、この少女を応援して差し上げようじゃありませんか。

この方、本当にダンスが好きなのですね。

現時点では、まだまだ振付をなぞるだけで精一杯。
表情もかたいし、タンバリンや椅子などの小物の使い方もぎこちない。
踊りこみがまだ足りないので、体の伸びが無く、前回私がべた褒めした「ヒジ使い」のうまさも、全く影を潜めてる(まったくこのお嬢さんは~~~! 爆笑!!)

でも、どうしても踊りたいんでしょうね、この作品。
きっとご自分で言い出したんだと思う。

頑張って踊りこんで下さい! 私は応援しますよーーー

●高橋成美さん/マーヴィン・トランさんペア SP「Feeling Good」
私はとても好きな曲です。
踊りこみ(滑り込み、と言った方が正しいのでしょうが)が足りないのでしょうね。
ペアだと、余計、大変なのでしょうが。
久々に期待できる日本人ペア、なのですよね? 頑張ってください。

●ステファン・ランビエールさん「Ray」/高橋大輔さん「アメリ」
この2人は、放置プレイでOKです。
ステファンさんは次元が違うショーマン野郎、高橋さんは次元が違う憑依系の役者タイプなので、まったくコメントする必要がありません。
ただ、観てればいいです(笑)。
(高橋さんは踊りこむと、アメリを全く別物に仕立てるはずです。賭けてもいいよ)

●ローラ・レピストさん 「Jupiter」(by平原綾香)
この曲は・・・今回だけなのでしょうね。
途切れのない振付とスケートが、おざなりな意味ではなく、文字通りの意味で「滑らか」で、とてもとても美しいと思いました。照明とも合っていましたね。

●安藤美姫さん EX「Comin' Home Baby」(byバービー・マン)
これも、モロゾフさんですよね????
わたし、ちょっと見直しました、モロゾフさんを。
この演目、安藤さんの演目の幅を広げてくれたと思います。その意味で、今回のDOIの中では、最も「しみじみ嬉しかった」演技でした。

コメント欄で書かせてもらったことがあるのですが、私は、安藤さんについては、モロゾフさんが用意した情念系の女らしさを強調した道でなくとも、安藤さんに似合う別の道があると思っていました。
しかし、(男女間の噂はさておき)、安藤さんとモロゾフさんの関係の深さを考えると、モロゾフさんと一心同体でやっていくしかないのだろう(つまり、情念系の女らしさでいくしかないのだろう)と思っていました。

しかし、この演目は、彼女に、情念系の女ではなく、ハンサム・ウーマンな道も用意してくれました。
しかもとっても似合ってる。嬉しいです、本当に。

あんまり嬉しいので、いろいろ妄想しちゃいました。
日本人にしか分からないケド、ベル薔薇のオスカル、潔さを前面に出し、アンドレへの愛は内に秘めて踊って欲しいなあ!

舞踊的な観点のコメントとしては、情念系の女を続けてきたおかげで(笑)、腕の表現が随分良くなっているのが、この演目だと顕著に分かります。
小物(今回は帽子)を使った演技にありがちな、「ぎこちなさ」は現段階では存在しますが、そのうちそれも目立たないレベルになるでしょう。
明確な「腕の振付」がない箇所での、ヒジ使いが使えるようになれば、もっとカッコよくなって完璧です。

頑張れ、ミキティ!

●エフゲニー・プルシェンコ 「MALADE」
プル様、何を踊っても、金太郎飴のようにいつもプル様。
いんです、プル様はそれで!!!

こういう、真の王者にのみ許される、究極のマンネリというか、自分自身しかない究極の表現っていうの、あるんです。
(バレエでもあるよ~。ギエムはここ数年、なにを踊っても、どういうジャンルであっても、「ギエム」でしかない。そしてそれが許される稀有な存在です。)

競技出場禁止の件?
クソ食らえですね。

●浅田真央さん EX「バラード第1番」(byショパン)
衣装がとても似合っています。
既にコメントを下さった皆様から教えて頂いたのですが、バレリーナを意識した演目だそうですね。
ある方のコメントによると、「バレリーナが練習しているところ」だそうで。

バレエという観点で言えば、ショパンのバラード1番は、ノイマイヤー版「椿姫」のクライマックスで使われる音楽です。
3幕の俗に「黒のパ・ド・ドゥ(PDD)」と呼ばれる部分で、ここはマルグリットとアルマンが最後に劇的に愛を交わす場面で、狂おしい愛情と悲劇が交錯する胸締め付けられるPDDとなっております。

コメント下さった方から、パリオペラ座バレエ団で大変評判をとったアニエス・ルテステュとステファン・ビュヨン(ビュリヨン)のノイマイヤー版「椿姫」(NHKBSが昨年放送してくれたのですけど、日本語版のDVDが出たのはこの6月です。それまでは海外版でした)の黒のPDDの動画を教えて頂いたので、ご興味のある方はご覧下さい(こちら)。

真央さんの今回の演技は、拝見した限りにおいても、この椿姫の場面とは全く関係ないようですが、万が一、この次のシーズンでの「椿姫」への布石だとしたら、非常に嬉しいと思う次第です。
彼女の今回の真っ白な衣装は、椿姫を髣髴とさせるものがありましたし・・・。

舞踊的な観点から言えば、まだ体にキレがなく、また、振付も覚えたてという印象を受けます。
体の外延が1センチ程度ぼんやりと緩んでいる感じがするところも含め、いろんな意味でいかにもシーズン前というところでしょうか(笑)。

ただ、これはシーズン制を取っているカンパニーのバレエダンサーにも時折見受けられることですし、また、皆様から頂いている情報によると、そもそも真央さんはスロースターターだそうですね。
しかも、今季からジャンプを調整(修正)中ということで、その点の感覚のズレがあるかもしれないと。
なので、全く心配する必要はないと思っています。
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by koharu-annex | 2010-07-02 01:11 | 2010-2011 フィギュアスケート