まさかの・・・なご報告(というか言い訳?)
2014年 08月 13日
前回の投稿の後、今日までブログを開いてませんで・・・コメントの承認が大変遅くなってしまって申し訳ありませんでした。
それで、一つ、ご報告というか、言い訳なんですが。
ワタクシ、オープンにしている通り、今年44歳なんですけれども、この年にして、まさかの妊娠(しかも初めて)。ちなみに結婚14年目。
今も胎動を感じながら、この記事書いてます。
いやあ、もう、晴天の霹靂と申しましょうか。
強固な「子無しアイデンティティ」が確立していたので、妊娠・出産というものは、ワタクシにとって、完全なアナザーワールドだったんですよ。
隠しだてする理由もないので、正直にお話ししますと、不妊治療は長年やってました。
でも、それはむしろ、「どうせ妊娠なんてしないだろうけど、おばあちゃんになってから『不妊治療を頑張っておけば…』と後悔したくない。」という気持ちからでした。
とにかく、ワタクシ、自分の身体(特に女性としての機能)について、全く信用してなかったので。
1番の悩みは「不妊治療って、始めたはいいけど、止め時が難しいよなあ~」だったくらいで。
ですので、これが最後と決めて、今年ようやっと高度生殖医療(と呼ぶらしい)に挑戦し(これまではやりたくてもできなかった。私の身体がヤワ過ぎて)、まさかの結果が出た時は、医師もびっくり。
「まだ、片手で万歳ですから。」
「妊娠届けはまだ出さないで下さい。母子手帳が無駄になると悲しいですから。」
と言われ続けたくらいで・・・(今あらためて見ると、すごくひどい言葉だけど、その時は素直に「そうですよね~」と返事ができた)。
アナザーワールドな事柄に関しては、とにかく無知なもので、「妊娠したって役所に届けるんだ!?」(そして母子手帳をもらう)ってなところから始まりまして、慌てていろんなリサーチをしなくちゃいけなくなりましたの。もちろん、喜ばしく嬉しいことではあるんですが、あまりに知らないことだらけで、くらくらしました。
さらに、高齢ゆえに、いろんなトラブルがありまして、胎盤の位置は悪いわ、妊娠糖尿病の可能性も指摘されるわ、当然食事にも通常妊婦よりも気をつけなくちゃいけないわで、今も、勉強しなくてはならないことが、盛りだくさん。
(実は、今日も検査だったんだけど、とりあえず「入院回避」になったので、ホント嬉しかった)
いや~。妊娠しながらアイスショーに出てた荒川さんが、神様のように思えまするよ。もちろん、超一流のアスリートの彼女と、しかも若い彼女と、比較する方がそもそも間違ってますが。
ということで、ワタクシ、サッカー・ワールドカップも、中途半端にしか楽しめなかったのであります(と言いながら、ハメス・ロドリゲスには初戦から注目してたけど!)。
五輪女子の感想をずっと書きたいと思っていたんですが、流産・早産を恐れる旦那が「全てのストレス回避!」「ゆったりした気持ちで!」と激しく喚き散らしておりまして。正直、半年たったとはいえ、特定少数の選手に触れると、一部アグレッシブ過ぎる反応が予想されますのでね、私自身もちょっと躊躇するところがあるのです。
なので、特定少数の選手を除いた選手の感想のみ、近い将来、書きたいと思います。
時期について明確にお約束できないところが、申し訳ないことこの上なし、ですが。
それにしても、妊娠すると、仕事のことが本当に悩みの種になりますね。今は休業したのですが、うちのボスの性格からして、戦力外でほぼ実質クビになった人間と思ってるだろうなあ。
まあ、この年で初めて妊娠なんてしちゃうと、仕事人生的にはセミ・リタイヤした気分になってくるっていうか、もう辞めてもいいかなとも思ったりしてるんですけどね。何と言っても、子が生まれてくる前から、母たるワタクシには老眼の予兆があり、子が20才になった時に、ワタクシ64歳ですから。子供とできるだけ一緒に過ごせ、仕事なんかしてる場合じゃないって気もする(笑)。
あとね、ワタクシ、今までことさら意地悪してたわけでは決してないんですけど、妊婦さんに対して気遣いがなかったな、と心底反省しているんです。妊婦って、機敏に動けないんですね。だから、歩道を走ってる自転車やランナーがとっても怖い。ながらスマホやよそ見をしながら歩いている人も怖い。自分が動けなくて、避けきれないんじゃないか、お腹にぶつかられるんじゃないか、と恐怖を感じる。妊婦には余裕のある距離感が必要なのね。
私は今まで、アナザーワールドの住人だと思っていた妊婦さんに対して、全く気遣いができる人間じゃなかったから、私に対して親切にして!とは決して言わない。けれど、今後、他の妊婦さんには、せめて余裕のある距離感で気遣いをしたいと決心している次第。
なんか、とりとめない話になってしまいました。
すみません。ちなみに、自然分娩できないので予定帝王切開で産むことになります。時期は秋。
以上、ご報告兼言い訳でした。