もしかしてトホホ(http://blog.livedoor.jp/takurere1025/)の別館です。表現系に特化して更新します。


by koharu-annex

「北の湖」だったのか~

★4月3日、末尾に青字部分を追記しました。★


この記事の内容も、世界選手権(2013年3月)女子の感想に書こうとしていたんだけど、長くなるので別記事として先にアップします。

さて、ワタクシ。
幼い子供だった頃、一番好きな相撲取りが「北の湖」だったんです。理由は、生まれて初めて知った相撲取りで、何と言ってもとっても強かったから(同じ理由で一番好きな野球選手は王さんだった)。いかつい顔も、巨漢の身体つきも、無愛想なしゃべり方も、何もかも私の中では「ザ・相撲取り」で、かつ本当に強くて、大好きでした。私、相撲自体には興味がなくてちっとも理解していなかったけど(笑)。

大学入学後、ひょんなことから一回り上のOBより、北の湖さんが「憎らしいほど強い」と言われ、一部の相撲ファンからヒール扱いされいたことを知りました。ヒール扱いされた最大の理由は、相手を倒した後に手を差し伸べないからだったそうですが、北の湖としては、負けた時に勝った者から手を差し伸べられ、その手を握って起こしてもらうなど、屈辱以外の何物でもないと考えていたからなんですって。

私は、感覚的には北の湖の言い分で納得できるのでヒール扱いには少々憤慨したのですが(←私の直感ではヒール扱いの真の理由は顔がいかついことだと思う)、「憎たらしいほど強い」と言われるのは、北の湖好きの私でも理解できると思いましたことよ。

で、ワタクシ、ヨナちゃんを見て、久しぶりに思い出したのです、この「憎らしいほど強い」という言葉を。本当に、憎らしいほど強い!(笑)

シングルの場合、競技の特性上ジャンプに注目が集まるわけだけど、男女問わず、トップ選手においても好不調の波があることは事実。それも、「直近の大会では完璧だったのに、今大会ではあれ~?」というくらい、短期間で調子が大きく異なることもよくあること。したがって、ここ一番の試合でジャンプを「失敗しない」ということ、それだけで大いに褒め称えるべきことだと思う。

ところが、ヨナちゃんは「失敗しない」ということに留まらない。彼女のジャンプは、本当に危なげがない。もちろん専門家が見ると、ヨナちゃん比でパーフェクトではないかもしれないけれども、素人目には極めて精度が高く見える。(ただ私は、以前と比べて跳ぶ前の前傾姿勢がきつくなってるような気がして、こんなに沈んでいたっけ?と思ったけど、そこはそれ)

これだけ競技会から遠ざかっていて、かつアイスショーでは殆どジャンプを跳ばないと聞くヨナちゃん。それにもかかわらず、安定感とはこういうことかと思わせるような、説得力のある「安定感」を見せてくれました。これは、彼女が影で不断の努力を重ねてきたことを端的に物語っており、素晴らしいアスリートであることの証明でしょう。

荒川さんがヨナちゃんの今回の演技を評して、「滑っている時に少しバランスを崩したり、ぐらつくこともありましたが、立て直すことができていた」(←うろ覚え)というような話をされていましたので、専門家かれみれば、アラもあったのでしょう。が、素人目にみれば、ヨナちゃんの滑りは、不安定さやぐらつきを感じることは殆どない。「不安定」「ぐらつき」とまでいかなくても、トップ選手においてすら、ジャンプも含めた動作そのものや、動作と動作の間に、無いに越したことはない「身体のゆらぎ」のようなものを感じることがあるけど、ヨナちゃんにはこれも殆どない。これが、ヨナちゃんから感じられる究極の安定感につながっていると思う。

そして、これこそ、ヨナちゃんの魅力と言えるかもしれない。(もちろんヨナちゃんが強いから好きって人もいると思うケド。昔の私が相撲を知らないまま北の湖が好きだったように(笑)。)
実際、NHK杯の時に同行したメンバーの1人(転倒の音で心を痛めていた人物)は、「何より安心して心配なく見られるから、キムヨナのスケートは好きだな」とメールを送ってきました。ドキドキしながら演技を見るのが好きじゃない、って人は確実にいる。「無理なジャンプのたびにヒヤヒヤするよりも、その人のレベルでの完璧な演技で魅せてくれることに期待する」というのも当該メンバーの言葉だけど、私はこの感覚は理解できる。まあ、前提として私は、ジャンプが存在すること自体の評価が低いという、亜流の見方をしていますから(笑)。

ただ、私は、踊り見なのでね。
ヨナちゃんの演技を見て、じゃあ、手放しで喜び爆発させているかっていうと、そうでもない。たとえば、チャッキーもといケビン(@四大陸)、あるいはコストナーさんの演技を見た時のような興奮があったかといえば、それはない。
具体的には、女子の感想の中で書きます。

<追記です。>

「雑感」の記事には、極力、表現面だけに絞って書こうと思って、先にこの記事アップしたんだけど。

いや~・・・、ヨナちゃんって、嫌われてるんだな~(笑)。

なんかもう、すごいぞ、コメント欄。
皆様からは見えないけど、鍵コメの中には、画面から感じる悪意(文面上は私宛てなんだけど、中味は私ではなくヨナちゃんに対するものと思いたい・・・)に恐怖を感じるものすらあるよ!!

鍵コメでも、今までコメント入れて下さってた方の場合は、どんなに口が悪くても「●●さんはそう思うよね~」って笑って流せるんだけど、匿名コメントの中には怖いのあるわ~。いや~。ネットいじめで自殺する人の気持ちが、ちょっと分かってしまった(苦笑)。

まあ、正直ね、坊主憎けりゃ袈裟まで憎いって気持ちになるのは、人間だれしも多少なりともあることだし。
しかも、バンクーバー前から点数的には疑惑のある人ですからね。そんな人に「アスリート」とか「安定感」とか「強い」とか、そういう言葉を使うことすら許せん、って気持ちになるのも、理解できる。

だけどね!!

私は、ヨナちゃんの得点が当然だとは言ってないぞ!
(だから、得点説明しろってのは、筋違いだぞ!)

表現面が素晴らしいとも、一言も言ってないぞ!
(今までのヨナちゃんの演目挙げて、どれも同じじゃないかって、食ってかかるのも変だぞ!)

それに、スポーツ選手で競技会に出てる以上、文字通り「アスリート」って呼ぶのは間違いでもなければ他の選手に対する侮辱でもなんでもないぞ!?
(私は、彼女を「ダンサー」って呼ぶのは相変わらず許せないけどね)

気に食わんのは良く分かったけど、私を攻撃するようなコメント書く前に、少し落ち着いて欲しいですわ。
めんどくさいし、新たな議論をよぶのもまっぴらごめんだから、私が感じた彼女の「強さ」について、くどくど説明する気はないけどさ、次に書く女子雑感の記事を読んで、「あちゃ、早とちりした・・・」と思ったら、謝罪してね、鍵コメでいいから!(と言いつつ、匿名でコメントするような輩が謝罪するとも思えんがな・・・)

ぶひーっ (←怒りの鼻息)


[PR]
by Koharu-annex | 2013-04-01 13:59 | フィギュアスケート女子