もしかしてトホホ(http://blog.livedoor.jp/takurere1025/)の別館です。表現系に特化して更新します。


by koharu-annex

珍道中あれこれ

私どもNHK杯観戦グループは、年齢・性別・職業とも様々な人間から構成されていまして、フィギュアスケートについては文字通り「真央ちゃん」しか知らないという人もおりました。
ド素人集団がチケットを入手してしまったことについては、コアなファンの皆様に対しては大変申し訳なく思っております。

この記事では、「珍道中」を箇条書きしておりますが、ド素人ゆえの珍妙な言動があると思われます。ただ、私は、普段、バレエでもファッションでも、素人の意見というのは視点が全く違ってて面白く、貴重だと思っています。今回も、その趣旨でそのまま記載いたしますので、何卒ご容赦願います。


●ずんだ騒動
NHK杯のチケットを入手できるかどうかは、ギリギリになるまで分からないことが予想されました(実際、チケット入手が確実となったのは大会3日前でした)。チケットが取れなかったら、宮城ローカル線の旅に変更することにしていました。

震災復興や被災者の方々に直接お役に立てる「何か」をできれば一番良いのですけど、私どもには知恵も力もありません。そこで、どちらの旅になっても、微力ながら「現地でお金をとにかく使う!」ことを最大の目標にしておりました。
今回、幸いにもチケットを入手できたわけですが、そうなると逆にお金の使いどころが限られてしまいます。そこで、せめて食事は全て現地にお金が落ちるものをと、会場に持ち込む食べ物類は全て、土産物店で調達しました。

皆で分けっこしたので、とりどりのお菓子やおつまみが手元に。幸せの瞬間だわ。
初日、メンバーのチョイスで最も多かったのは「ずんだ」系。

まずは、メジャーな「ずんだ餅」から食べるぞ!と意気込んで開けたら、カチンコチン!?
「Koharuちゃん、それ冷凍されてるから、7時頃になったら食べられるよ」
おおう、女子シングルSPのあたりやね。了解!

じゃ、違う「ずんだ」系でと。
「きのこの山 ずんだ風味」、「カントリーマアム ずんだ」、「じゃがりこ 東北限定ずんだ」

・・・これって儲けの大半は、東京の会社に入るんじゃない!?

と的確な突っ込みが。
わ~ん、大失敗。じゃがりこ、買っちゃったのわたし~。

2日目は、ちゃんと地元の会社が製造したお菓子を買いましたです。。。

●コンビニ騒動
会場までのタクシーに遅れそうになったメンバーがいたので、どうしたのかと聞いたらば、コンビニで宅急便を頼んで手間取ったと。なんでも、駅のお店で買いこんだお土産を親戚と友人に送るために、コンビニで段ボールをもらった上、バイトの店員さんに手伝ってもらって箱詰めして送ったのだとか。

土産物の数を確認すると、なんと25個。(←詰めたものの数ね。段ボールの数は分かんない)

なんて迷惑な・・・!

駅のお店に頼めたんじゃない?と突っ込んだら、「だって、『萩の月』と『白松がモナカ』とか、違うお店のやつ同封したかったのよ」って。

でもなんか違うような・・・???

コンビニのお兄ちゃん、本当にありがとう。そしてお疲れ様。

●白松がモナカ
仙台駅に到着して、このお菓子の宣伝旗をみて、初めて仙台銘菓と知った、とあるメンバー。
「あの新聞や雑誌に広告出してる『白松がモナカ』って、仙台のお菓子だったんだ!」と叫びながら、さっそく購入。

以下、会場で一部メンバーと「白松がモナカ」を頬張りながら話した全記録。

「・・・モナカは、どこいってもモナカだわね」
「変わりようがないんだよ、モナカは」
「割と会社のお菓子箱でも、残っちゃう存在だよね」
「でも、男性で好きな人が結構いるよ。不思議なことに」
「Koharuちゃんの旦那さんは、確か、モナカ好きだったよね?」
「酒飲みだけど餡子も好きなんだよね。空也モナカとかもらうと、きちんと喜んでるよ」
「Koharuちゃんは喜んでないんだ」
「食べ始めると普通なんだけど、食べる前に何故か義務感を感じる」
「酒飲みで甘い物好きって珍しいね」
「たまにいるよ。でも、メタボに気をつけないとね」
「私は30年は未亡人だと覚悟してるよ」

最終日、私は仙台駅限定の日本酒と、ミニモナカ(@白松がモナカ本舗)を買いました。

●パリの散歩道
羽生君のショートの音楽(パリの散歩道)を聴いた途端、動揺していた様子のメンバーが。
彼女曰く、

サラリーマンNEOのセクスィー部長のテーマソングじゃない!

サラリーマンNEOを見たことない私の、いかにも「ちんぷんかんぷん」な様子は無視して、畳み掛ける彼女曰く。

あんな濃い顔の部長の音楽と、この爽やかボーイの少女漫画な雰囲気には、あまりにもギャップがあり過ぎるわ!こんなテーマソングをあてがうなんて、なんてひどいの!?

分かんないから、とりあえず自分が知ってる限りの情報として、「この曲、郷ひろみがカバーしたことあるんだよね」と言ってみたらば、「それはどうでもいい」と一蹴。

 帰宅後、サラリーマンNEOを調べたところ、セクスィー部長はこういう人だと分かりました。

沢村一樹さんが演じているけど、一見しただけでは、誰だか全然分からない(笑)。

詳しくはこちらのサイトをご覧ください。


●オーサーさんのジャンプ
羽生君もオーサーさんも知らなかったメンバーが感じた、素朴な疑問。

この子(注:羽生君)が何かするたびに、向こうの方で、
変なおっさんが飛び上がって興奮してるんだけど、あれは何?


●言われてみれば…?
長洲未来ちゃんが日本選手だと信じていたメンバーに、アメリカ国籍だと教えたところ、「真央ちゃんと鈴木さんと、もう1人いたよね?」と。ああ、それは村上かなこちゃんだよ、と教えたところ、そういう名前だった言いながら曰く。

私、てっきりこの子(注:未来ちゃん)が、かなこちゃんって子かと思った。
ほっぺが柔らかい大福みたいで、目がふに~っとしてて、おでこが富士額で・・・
良く似てるよねえ。


考えたことなかったけど、言われてみると、なんか似てる気がしてきた・・・。

●アウェー?
トイレ待ちの行列に並んでいた時のこと。後ろの2人組がひそひそ声で話し始めた。

「アウェーやからなあ・・・」
「応援だけは負けんようにせなあかんけど、あんまり派手にやってもなあ・・・」


日本なのになんでアウェー?もしかして華僑の人かな?李子君ちゃんの応援かな?と思いながら、耳ダンボで聞いていたら、なんと高橋大輔さんの応援でした。仙台が羽生君のホームタウンなので、高橋さんにとってはアウェーになるらしいっす。

いや~。そんな感じ方があるとは思いもよらなかったので、新鮮な驚き。
実際の会場の応援は、高橋さんへのものが抜きんでていましたよ。熱量も、ボリュームも、タオル(名前入り。いろんなところで売ってるらしい)や横断幕の数も、何もかも桁違い。

●ランナー!
2日目は男子トイレの半数が臨時の女子トイレになっていたけど、初日にはこの処置がなく、トイレ待ちの列はクラクラするような長蛇に。メンバーの1人がギリギリで席に駆け込んできたので、「だいぶ並んだ?」と聞いたらば、

この会場の周り、いろんな運動施設があって楽しいから、ジョギングしてきた。
トイレも10分くらい走った別の施設はすいてたよ。
ずっと見てると身体が固まるから、5分くらいでも走ると全然身体がラクだよ。
みんなもちょっと走れば?


恐るべし、ランナーの発想!
私も真似して5分くらい走ってみたけど、確かに膝が冷えていたのが温まったよ。以降、毎回、少し走ってプールや屋外のトイレを使用したのでした。屋外のトイレって、寒そうだけど、案外大丈夫。綺麗で快適でした。

●フィギュアの花
テレビで見る限り、リンクに投げ入れられる花束の多くはとてもよく似ているので、会場に売っていると想定して、手ぶらで会場入り。

花売り場を見つけるのにちょっと苦労したけど(エレベーターの向こう側で分かりにくく、しかもトイレの列がトグロを巻いている場所だった)、「お金を落とす」ところが見つかったことも嬉しかった。グッズはどうか分からないけど、お花はおそらく現地のお店に委託されているでしょうから・・・。

花弁が落ちないように、お花側のセロファンもきちんと閉じてある。
茎の下は、直方体のオアシスに突き刺さってて、このオアシスが重りのような役目もするので、投げ入れ易くなってる。ただ、自分よりも後方の席からの投げ入れに失敗した花束が、時々、身体を直撃。オアシス部分が当たると、案外、痛い。
バラなどのちょっと高めの花は1本、ガーベラなどの安めの花は2本入ってて、500円。

お金を使うという目標があるので、バンバン買う。ケチらず買う。10本単位で買う。
おっちゃんが机の下から新しいお花の段ボールを引っ張り出して、何本もおまけしてくれました。
ありがとう!

羽生君がFSの演技後に、投げ入れられた沢山のお花から、1本だけ拾って、それを手に持って四方のお客様に挨拶をされたでしょう?あのお花を投げ入れたのは私達のメンバーで、彼女はあれが、この旅一番の思い出だそうです。

●「花は咲く」
NHKのチャリティテーマソング「花は咲く」。
会場でも、この曲は頻繁に流されましたし、この曲を使用した特別なショーもありました。

驚いたのは、メンバーの多くがこの曲をフルで歌えること。普通にテレビを見ている間に覚えてしまったそうです。私はごく一部しか歌えなくて、今回、曲の全体像をようやく把握しました。

私、結構NHK見ていると思っていたけど、案外、見ていないのね。サラリーマンNEOも見ていなかったし。。。

●チャッキー
ケビン・レイノルズさんが出てきた時、「彼はチャッキーって呼ばれてるんだよ。」と思わず言ってしまったワタクシ。当然、なんでチャッキーなの?と尋ねられ、あの映画の人形のご説明を・・・(苦笑)。

翌日、1人のメンバー曰く、

私、今日、絶対にチャッキーにお花あげるの。
たくさん投げるつもり。


あら、気にいったの、彼のこと?と突っ込んだ私に対する、彼女の返答は以下。

だって、「チャッキー」なんてあまりにも可哀そうじゃない。
なまじ似ているだけに、何だか本当に気の毒で


そうだよね。でも、かけ声で「チャッキー!」って言うのは止めてね。「ケビン」だから。

●応援ボード
狂ったように応援ボードを作っていたメンバー。
ただ、他のメンバーから、私達は素人だから、現地での応援を確認しマナーを把握してからボードを出しましょう、と言われたこともあり、最初は様子見。

ところが、応援ボードを出すタイミングとか、ひっこめるタイミングがどうしても把握できなかったそうで、ようやく彼女が「出そう!」と決意したのは、女子シングルFSだそうで。

それって・・・めっちゃ最後の最後やん!
慎重というより、度胸なしのメンバーなのでした。
でも、気持ちは分かる。
(彼女の隣の席の方がかなり神経質そうだったことも萎縮の原因だそうです。拍手の手を「止めろ」とばかりに引っ張られたこともあったそうで。)

●散弾銃乱射事件
高橋さんのSPを見た後、メンバーの1人が、高橋さんって自分が見てきた誰よりも視線を飛ばすのが上手い、と言い始めました。

私もそう思いましたね。
視線を飛ばすのが上手い人って、顔を向けた方角の観客の多くに「目が合った」と思わせます。歌舞伎役者の方はこれが上手いし、狂言の萬斎さんもそうです。
しかし、高橋さんは、「目が合った」どころか、「微笑みかけられた」あるいは「くどかれた」と思わせるようなところすらあります。現場を経験して、あの「黄色い声援」のボリュームの理由が初めて分かりましたよ。

他のメンバーが、「ありゃ、散弾銃の乱射だね。バババババーッと大量のハートに衝撃を与えてたよ。みんな、即死するわ(笑)」だって。(言った本人は死んでなかったけど)

●ズシン
ザワツキーさんが練習でジャンプを転倒した時のこと。
メンバーが「痛い、可哀そう!」と言いつつ、付け加えた言葉。

身体が大きいと、倒れた音も大きい。
音が大きいと、痛さも倍に感じる。
あの「ズシン」とした音、選手の心にも悪く響いているんやないやろか。


●「妖精」?
トイレから帰って来たメンバーが、「ねえねえ、トイレの列で前の人が『真央ちゃんって、本当に妖精』って言ってたんだけど、フィギュアでは『妖精』って特殊な意味があるの?」と。

私 「ええっと、それは無いと思う。
   ただ真央ちゃんがシニアデビューした頃の本に『妖精』って言葉が題に入っていたから、
   真央ちゃん=妖精が定着しているのかも。
   ちなみに『妖精』と聞いてイメージするのは?」
     ↑
    本については適当に答えちゃってます。すみません。言ったとおり書いてます。

メンバー 「すごく小さい女の子で、華奢で、背中に薄い4枚くらいの羽。
       でも、北欧の妖精は、ニルスに出てくる、小さい意地悪じいさんもいるね。」

私 「今回の選手で、妖精のイメージに近い子を絶対に1人選べと言えば?」

メンバー 「あの中国の女の子だけど、それでも私のイメージからすれば、ちょっと大きい。
       年齢的には幼稚園か小学生くらいがベストだけど、スケートだとヨタヨタしてるね、きっと。」

私 「今の真央ちゃんは?」

メンバー 「お姫様はイケるけど、妖精はないなあ。年齢的にも体型的にも。」

●声出して行こう!
震度4の地震で目覚めた2日目の朝。
ホテルの朝食バイキングで、本日の予定などを確認した際、1人のメンバーがおもむろに発言。

私、昨日部屋に帰ったら、ちょうど男子シングルをテレビでやってたから、見ちゃったんだけどさ。
見てて確信したのよ。
私達、もっと騒いでいいわよ。全然平気。

会場が盛り上がっている時は、一緒に盛り上がるべし。
楽しいとか、嬉しいとか、高揚した感情は、良い「気」を生むのよ。
あの会場は、良い「気」に満ち満ちてる。
私達も、その良い「気」をもっと増やすことに貢献すべき。

だから、今日は、ちゃんと声出して行こう!


声出して行こう!なんて、小学校のときのバレーボールチームで言われて以来かも~と思いながら、「どんな声を出す?ブラボーとか?」と言った私の案は、「ブラボーは誰も言ってなかった」と一蹴(またもや・・・笑)。

喧々諤々の議論(?)の結果、素人集団の一応のルールが決まりました。

1.選手が席に近づくように滑って来た時はとりあえず拍手。
  その際、「キャー」「わー」とか周りが言い始めたら、それに合わせて同様の声を出す。
2.選手紹介の時は、「ヒュー♪」「●●(ちゃん)!」と言われることが多いから、それに合わせる。
3.演技前の位置につくよりも前に、名前を呼ばれて手を振るなどして滑っているときは、
  「●●(ちゃん)、ガンバ(れ)!」と言っても良い。それ以外のセリフは、素人なので自粛。
4.演技中、乗りの良い音楽の時は手拍子を打つ。
  ただし、私達は裏打ちしちゃうことが多いけど、会場の手拍子は表打ちのことが結構あった。
  会場の多い方に合わせる。
5.演技終了後は、再び「ヒュー♪」「●●(ちゃん)!」あるいは「●●(ちゃん)、良かったよ!」など。

という次第で、2日目はのど飴を大量に持参しました(これはコンビニで入手。スンマセン…)。
あっこ姉さんのFSの演技後、声出し過ぎて苦しくなりました。

●中に人などいない!
競技の合間に、NHKのキャラクター、どーもくん、うさじい、たーちゃんの3人(「人」でいいのか?)が、リンク上に出てきて、スケート演技を披露。

うさじいが「爺さんネタ」的に、咳きこみながら微妙なステップを踏むのが、私は地味にお気に入りだったけど、何と言っても主役は、どーもくん。

スパイラルや、高速スピンを連発。盛り上がること、この上なし。

こんなに上手なんて、プロのスケーターの方が入っているのかしらね~?と言ったところ、とあるメンバー曰く。

着ぐるみに関して、中の人を詮索するのは野暮ってものよ!
「中に人などいない!」
これ、鉄則。


ところで、これが鉄板の「ネタ」なのか、アクシデントなのか不明なのですが、私が認識しているだけで2回、どーもくんは、リンクに仰向けに倒れてしまいました。こうなると、自力で起き上がれず、係の男性が2名、氷上に出てどーもくんを起こすの(笑)。
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by Koharu-annex | 2012-11-26 22:44 | 2012-2013 フィギュアスケート