もしかしてトホホ(http://blog.livedoor.jp/takurere1025/)の別館です。表現系に特化して更新します。


by koharu-annex

ローザンヌ

ローザンヌで菅井まどかさんが1位になりましたね(受賞者一覧はこちら←PDF)。
素晴らしいことに、決戦の模様は公式ホームページのこちら(youtubeで見たい場合はこちら)で全て見られます。

ちなみに、報道では「高校2年生の」が強調されているけれども、このコンクールに出られる年齢(15~18)は、高校生の年齢と丸かぶりするので、この点を強調するのは誤解を招くような気が・・・

また、確かに1位は快挙ですけれども(しかも審査員全員一致は嬉しい)、毎年のように日本人の受賞者がいること(こちら参照)も指摘しておきたいところ。

さて、菅井さんの踊りですが、クラシックは「ライモンダ」(上でリンクした動画では32分過ぎあたり。ちなみに佐々木バレエアカデミーの場所Yamatoが「ヤマモト」と発音されているのはご愛嬌)。
大きくゆったりとした優雅な動きは、10代のダンサーでは殆ど見られないもので、傑出していると思いました。オーラに女王の貫録すら存在します。これは、珍しい。

コンテンポラリーは、ストラヴィンスキーの音楽を使用したものです(動画では76分あたり)。
女性ダンサー用の演目もある中、この演目は、男性も選択する演目です。また、昨年から同コンクールの選択肢に入っているので(一昨年にもあったかもしれない)、男女・国籍を問わず複数のダンサーの踊りを見たことがありますが、菅井さんのは最も完成度が高い部類に入ると思いました。身体の芯がしっかりしていて、バランスとコントロール力が素晴らしいですね。

菅井さんは、バレエダンサーとしては、恵まれた体型とまでは言えません。
なので、唯一の心配は、10代の若いお嬢さんが、海外で過度の(且つ無駄な)外見コンプレックスに陥ることです。自信をもって頑張って欲しい。あの目を見張る優雅さと貫録は、彼女の大きな武器なので、それを自信喪失により失わないで欲しい、と切に願っております。

最後に、私が菅井さんのニュースの中で一番気に入ったのは、毎日新聞のこちらのニュース。
バレエだけじゃなく、学校生活でも体育祭の実行委員に立候補するなど活動的でいらっしゃるご様子。学園祭で、約20人で結成した「さといもダンサーズ」(!!)なるグループでダンスを披露したというエピソードは、ほほえましい限り。アホ(?)を全力でやれるのは学生の特権。菅井さん以外の「さといも」達にも幸多からんことを!!
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by koharu-annex | 2012-02-07 19:13 | バレエ(その他)