もしかしてトホホ(http://blog.livedoor.jp/takurere1025/)の別館です。表現系に特化して更新します。


by koharu-annex

GPF 女子フリー

●コストナーさん(24歳)/ピアノ協奏曲第23番byモーツァルト
おお、随分がらりと衣装を変えてきましたね。これは好き嫌いが分かれるかもしれませんし、楽曲に合っているかどうかもご意見が分かれるところだと思います。

コンテンポラリーダンスで良く着られるようなシンプルで身体の動きをもろに見せるデザイン。私は、とても好きです。ソロで踊る場合には、自分に自信がないと着られないですよね。
が、グレーがあと一色(ひといろ)!
ほんのわずかだけ青みを帯びた色だと良いのに!!と思ってしまいました。日本色でいう藍鼠(あいねず)までとは言わないけど、もう少し青みに寄った方がコストナーさんの肌の色には合いそうだし、何よりモダン。スパンコールの光り方も手伝って、ちょっと黄色よりなグレーなのが残念だわ。

この衣装の方が、ムーブメントの一つ一つがくっきりと浮かび上がるように見えます。繊細なところもありながら、ダイナミックで伸びがある。身体のコントロール力が良く、無駄な動きがないことも、よく分かります。彼女の長所をばーんと見せる衣装でした。

●鈴木さん(26歳)/こうもり序曲
わ~、衣装変えてきたんですね。綺麗!前の衣装より「こうもり」っぽくて私は好きだなあ。あっこ姉さんのリズム感あふれる腕のムーブメントも良く分かるし。

華やかさと晴れやかさを、一瞬で表現する冒頭の表情と浮き立つような動きが大好きです。
全体としては、ジャンプの失敗が重なり、流れが途切れがちになってしまったので、まだ完成形とは言えないでしょうね。が、失敗しても、流れが途切れても、音楽表現を一瞬もやめなかったので、全体を通して幸せな雰囲気がよく出ていました。

完成形が見たいです。まずは全日本を楽しみにしています。

●レオノワさん(21歳)/弦楽のためのアダージョほか
うん、頭はこれくらいコンパクトな方が良いよね(ロシア杯ではでか過ぎた)。
シーズン当初よりも随分こなれてきましたね。

本人は納得がいかない様子を見せていましたが、思い起こせば昨シーズンのむらっ気のある演技に照らすと(演目自体が彼女に合ってなかったので、そもそもつらそうでしたが)、この進歩は素晴らしいのではないでしょうか。

●タクタミちゃん(14歳)/ラテンセレクション
こちらも衣装を変えちゃったのですね。私は前の方が好きだなあ。
肌色のストッキング地の部分が多すぎて、少々下品に転びそうです。特に後ろ身ごろ、ウェストよりも下(お尻に入るところ)まで肌色なのはいかがなものであろうか。14歳でこれは・・・。

ベサメムーチョのところなどでは、思わず目を見張るようなムーブメントがあり、この人の器の大きさが分かります。が、そうであるから余計、テンポが速い楽曲の部分での未熟さが目立っちゃいますね。アップテンポの部分で力強くスピード感をもって振付をこなすために必要な、身体つき・体力・力量が、いずれもまだない。演目のハードルが高すぎる感じです。

思うにさ、衣装にしろ演目にしろ、タクタミちゃんの才能の大きさに周囲も期待し過ぎて、ちょっと年齢よりも上を狙い過ぎじゃないでしょうかね。
タクタミちゃんの14歳は一生に一年しかないわけで(当たり前だが)、しかもこの年代って毎年どんどん顔も身体も変わるし、それに伴い雰囲気も変わる。14歳のタクタミちゃんに合う演目ってのは、もう二度と似合わなくなる可能性がすんごく高い。

確かに、彼女の顔の表情や雰囲気には大人びたところがあります(これは年齢不相応とも言えるけど、逆にこの年齢の少女に一定割合で存在する「奇妙な早熟さ」の発露とも言え、その場合は年齢相応とも言える)。
しかし、彼女の客観的な外見は、いかにも14歳程度の華奢さと可愛らしさがある。シニアの試合に出ている選手でこの手の華奢さと可愛らしさがある選手はほかにおらず、これを生かさないのは、いかにもモッタイナイと思うのだけどな。
まあ、それを生かすと、「子供っぽい」として点数が上がらない可能性を懸念して、敢えて避けているんでしょうけどね。それを承知の上で、やっぱり書いてしまうのでした。

●シズニーさん(24歳)/悲しきワルツ
この演目、冒頭部分がとても期待感を高める振付で、私は新境地が開かれそうでわくわくしちゃうのですが。
今回はケガで残念でした。まだ完成形は観ていないので、世界選手権で見られると嬉しいなあ。
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by koharu-annex | 2011-12-21 00:00 | 2011-2012 フィギュアスケート