もしかしてトホホ(http://blog.livedoor.jp/takurere1025/)の別館です。表現系に特化して更新します。


by koharu-annex

ロシア杯 男子FS

スケジュール管理が悪くてサロンに行けないため、爪が伸びすぎててタッチミスが多いことと、PCの調子が悪いために、複数回、記事を消してしまう憂き目を見てしまったこの記事。

ようやくアップです。

●コンスタンティン・メンショフ(28歳)ロシア//ザ・レース 作曲:イエローバトル・ウィズアウト・オナー・オア・ヒューマニティー(映画キル・ビル サウンドトラックより)作曲:布袋寅泰、ベルガマスク組曲より「月の光」ドビュッシー

冒頭、4回転を2つ決めたものの(しかもともにGOE1.29)、最後のコンビネーションジャンプが無効ですか。。。うーん、切ない。

私はメンショフさんのこの走り屋物語が好きなので、完成版とはいえないかもしれないけど、観られて満足でしたよ。
しかし、NHK杯と同様、実況・解説ともに、メンショフさんの走り屋物語に触れず(苦笑)。

●セルゲイ・ボロノフ(24歳)ロシア/オペラ「道化師」より
衣装が道化師の主人公の心を表しているのですね。道化師の衣装の前身ごろが引き裂かれているようなデザインで、破れた胸のところから血の涙を流すハートが。

パフォーマンスとしては、割とドラマチックで大げさな面もある音楽に負けまいと大きく身体を動かそうとしているのは分かりました。しかし、全体としてみると、要素をこなして振付を追うだけでいっぱいいっぱいになってしまった印象が。

●アンドレイ・ロゴジーン(18歳)カナダ/ポエタほか
カナダ杯では以下のような感想を書いたのだけど
男性フラメンコの魅力あふれる楽曲で、これが表現できたら素敵ですよね。フィギュアスケートは男女ともフラメンコ系の楽曲は良く使用されるけど、男性でここまで真正面からフラメンコに挑むのは案外少ないのではないでしょうか。

やりたいことはすごーく良く分かるんだけど、いかんせん体力が・・・(苦笑)。
なので多くを望めないのは承知の上で、もっと色気と力強さとキレが欲しい(←贅沢過ぎ)。
やはり最後にステップシークエンスを2つ連続して行うところがきつそうでしたが、カナダ杯よりは出来がよかったように思いました。

●ブランドン・ムロズ(20歳)US/カルメン
NHK杯のときと同じく、冒頭はすごく素敵なのにジャンプの失敗でぐだぐだになってしまい・・・
今季は新しい技術の確立にむけて、辛抱のシーズンなのでしょうね。

●アルツール・ガチンスキー(18歳)ロシア/インタヴュー・ウィズ・バンパイヤほか
GPSは結局不発に終わってしまいましたが、耽美なところのある楽曲と振付は、ガチンスキー君によく似合っていますよね。こういう楽曲が似合うということ自体、ガチンスキー君が不機嫌なだけの10代でないことを如実に物語っております。たたずまい、姿勢、ムーブメント、手首から指先にかけての動きなどなどに、味わいのある美しさがあるのですよね。

ガチンスキー君に何を求めるかによって、人により、演目の中で彼が演じている役柄の想定が違うかもしれませんね。私はトム・クルーズがやってた役ですが、本当はエドガー@ポーの一族がいいです(笑)。

●ハビエル・フェルナンデス(20歳)スペイン/オペラ「リゴレット」より
ラストのポーズからするとタイトルロールを演じているのでしょうが、その他大部分ではそのにおいが全くなく・・・(苦笑)。最後のステップで何か演じたそうに見えたのですが、明らかにスピードが落ちて何もできなくなってしまったのは残念でした。まあ、この役柄は、今のフェルナンデスさんの「ちょっと楽しくなさげ」な雰囲気に合ってるのかもしれません。

タラレバはなしってことは分かってますが、この演目、モロゾフさんの振付だったら、全く別の印象になったでしょうね。

PCSが高いですが、フェルナンデスさんのはチャンさんと同じタイプ、すなわち下半身特化型という感じがします。下半身が安定していて、脚が無駄に動かない感じ?
また、オーサーさんの弟子って、臀部の筋肉が立派な感じがする(キムヨナさんも同じく立派な臀部をお持ちだったと記憶しています)。
実際の機能的なことは知らないけど、こちらから見える感じとしては、臀部で脚(&足)を引き上げてコントロールしているように見えるというか、脚・足だけで動いてるように見えないというか。そのおかげで、安定感があって無駄な動きが無いように見えるのかなあ、と思ったり。

●ブレジナさん(21歳)/映画「アンタッチャブル」より(モリコーネ作曲)
アメリカ杯、フランス杯、そしてロシア杯と、この演目を拝見するのも3回目。
SPに引き続き、体力的にぎりぎりっぽいですね。

アメリカ・フランスでは若干苦手感が漂っていた中盤のスローパート、良くなったように思いました。
ファイナルが楽しみです。

●羽生ゆづる(16歳)日本/映画「ロミオとジュリエット」より
今回のFS合戦において、ガチンスキーさんの耽美に対抗できるのは、われらが羽生くんの悲愴美しかないでしょう、ずばり。転倒した方が美しさがいや増すという、悲愴美の典型的な一類型であります。

2回の転倒(4回転ジャンプとサーキュラーステップの冒頭)で2点減点があったにもかかわらず、技術点はSPに引き続いてトップ。SPのときに書いたからここでは理由は省略するけど、ビバ!であります。

ところで、テレビ放送で、演技途中に無意味に羽生くんのアップの顔が映された瞬間があったけど、ロシアでも彼はハンサムボーイということになっているんでしょうか?

●ジェレミー・アボット(26歳)US/エクソジェネシス交響曲第3部
アボット君は見栄えのするスタイルを持っているし、滑りが流麗なので、シンプルでストイック過ぎると思われる衣装もよく似合いますよね。というか、むしろそれが滑りをより美しく見せている面もあると思う。自信と実績のある人じゃないと着てはいけない衣装のような気がします。

でも、アボット君、この演目ではミスが多い上に、あまり良い成績をもらえていないのですよね。ファイナルに期待しましょう。

いつ手を切ったのでしょうね。あまり深い傷じゃなければ良いですが。
私は実際の血を見るのがすごい苦手で、手を切ったりすると大騒ぎするんですよね。動揺を自分の中で抑えておけないので、見て見て、血が出た!みたいになっちゃうのです。
アボット君が切った手をいろんなところで見せているのを見て、もしかして同類項?と思いました(笑)。
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by koharu-annex | 2011-11-30 22:18 | 2011-2012 フィギュアスケート