もしかしてトホホ(http://blog.livedoor.jp/takurere1025/)の別館です。表現系に特化して更新します。


by koharu-annex

ジャパン・オープン & カーニバル・オン・アイス

皆様、ごきげんよう!

カーニバル・オン・アイスの録画はもう10日くらい前に見て感想もメモっていたのだけど、今日やっとジャパン・オープンの録画を見たので、徐々にアップしておきます。

お能のアップもたまっていて、バレエも少々たまりはじめててキツイなあ。いっそ仕事やめるか、わたし?(笑)

●羽生君/ロミジュリ
怪我しそうでひやひやするなあ。もちろんいろんな心情あってこそなんだろうけど、少し「強い気持ち」で押し過ぎだな。

まあ、彼のこの感情のほとばしりは、分かりやすく人に訴えかける10代のキラメキなので、そういう意味では捨てがたいのだけど、でも、これじゃ身体がもたんて。
身体のことを考えると、「シャリンと音をたてる小さなたくさんの鈴」(←去年の感想参照)は、今年はもう封印してもいいよ(笑)。もったいないけど(←言っちゃうんだな。これが)。

10代特有の一過性の美ではなく、表現の完成度という一般論的な見地からは、パフォーマンス全体のバランスを考えると、ふっと息を抜く部分があることも大事だし、情感の表出という意味でも、感情を一旦内に取り込むことも大事です。ええ。

●庄司さん/ザハチャチャチャ
シーズン直前で、まだちょっと身体が重いですかね。後半音楽のテンポが速くなったころから、明らかにつらくなった感じがあったな。
ただ、そもそも比較的おっとりした曲調の方が身体のタイプに合うような気もしますが。

●エリザベータ・トクタムショワ(←今回はこういう表記になっていた)
まず、COIのタンゴ。
年齢にそぐわない堂々さで、タンゴとマッチする感情すなわち「孤独」とか「哀しさ」というようなものまで出ていた。
タンゴはそもそもペアダンスなので、シングルで踊る場合には、「パートナーのいない奇妙さ」が存在し、それが「孤独」「哀しさ」につながる可能性は本来的にある。だけど、この年齢で、「孤独」や「哀しさ」が出ているのは珍しいと思う。
ただし、手首から先の動きは、タンゴというよりフラメンコだったね。綺麗だったので気にしませんが(笑)。

JOはベサメ・ムーチョ。
COIのときは音をジャストで取っていたのですけど、ベサメ・ムーチョはかなり早取りしていましたね。
音の早取りって若い人に多いので、これだけで「若さ」を感じてしまいました。タンゴの堂々さに比べると、信じられないくらいの青リンゴさ加減であります。

音楽性が極めて高い人の「早取り」は、時に、その人のムーブメントが音楽をぐいぐいと引っ張っていくように見えることがあるんですけど、少なくともトクタムショワさんのこの演技からは、そうした感じは受けませんでした。
が、タンゴとの音取りの違いが「わざと」であるならば、彼女は極めて高い音楽性を持っているのかもしれません。
単にJOは試合だから緊張してて早取りしちゃっただけかもしれませんが。

●アモディオ君/ベサメ・ムーチョ
やりたいことは分かるのだけど、体力と身体のキレが足りなくて、少々重い。
あとね、これ系の音楽は、去年の高橋君の印象が強すぎて損なんじゃない?
アモディオ君に踊り心があるのは認めるけど、高橋君ほどの突出したものは持ってないか、あるいは遜色ないほどのものを持っていたとしても、まだ表出できるだけの基礎(体力含めて)がないのだもの。

今晩はここまで。
おやすみなさーい。
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by koharu-annex | 2011-10-20 01:26 | 2011-2012 フィギュアスケート