もしかしてトホホ(http://blog.livedoor.jp/takurere1025/)の別館です。表現系に特化して更新します。


by koharu-annex

2011世界選手権 男子SP

●日本勢
チームジャパン男子の3人は、いずれも小さなミスが散見されましたし、全体的に元気がない感じがしました(特に元気がなく感じたのは高橋さん)。
だけども、それは致し方ないよな~と思いながら見ていました。

とにかく、他の国の選手とは抱えてるものが違い過ぎます。
あの未曾有の大震災と津波の報道に接していたら、どうしたって心身の調子が下降気味になるのは明らかです。そんな中で、あのリンクに選手として上がっているだけで、同じ日本国民として拍手、です。

あんたなんかと比べるなって話でしょうが、わたくしなんか、今週になってようやく仕事のペースが元の7~8割くらいに戻ってきたくらいで、本格的にバリバリいけそうなのはGWあけからかな、という体たらくですわ。

●カナダ勢
チャンさんは、その高得点が妥当か否かはさておき、ジャンプも含め全ての動きに余裕がありました。
ただ、やはりというか、舞踊的な色彩とか世界観というものは非常に薄くて、そこは私には正直つまらないですね。
フィギュアスケートの技に関する「動く教科書」を見せられてる感じがするだけで、鑑賞作品として楽しくないのですよ。
おそらく、彼はずっとそうだと思うので、私は彼に関しては技術の教科書として拝見することにいたしました。

それにしても、あの悩みの無さそうなチャンさんのお顔。
今はトイレの百ワットのようで、見るのがちとしんどい。

レイノルズさんは、調子が悪かったですね。身体が重く、彼のムーブメントに特有の軽妙さみたいなものが全く出てなかった。

●フランス勢
アモディオ君とジュベールさんは、ともに音楽が「レジェンド・オブ・メキシコ」ですが、アモディオ君の方によりロックを、ジュベールさんのほうによりフォークロアを感じますね。(私の好みはジュベールさんの方です)

アモディオ君はキレのある動きでした。以前は、勢いに任せて力いっぱい動かしてる印象が強かったですが、今回は余裕をもってムーブメントを行っていました。スケート選手人生の中で何度か手にする成功の波の第一波に乗ってる感じです。

●チェコ勢
ブレジナさんは、和太鼓を使った音楽を使用。起伏に富んだリズム感が出た音楽だったので、バチッと振付が決まれば、すごく素敵になると予感させるプログラムでした。
決まるためには、身体のコントロール力のレベルアップが必要でしょうか。

ベルネルさんの「雨に唄えば」は、やっぱり何度見ても好きだな。
ミスは多少ありましたが、あの平和な世界を今回も堪能いたしました。

●ロシア勢
観客席のプルシェンコさんに、心の中で敬礼!
あ、タラソワコーチにも敬礼!

ガチンスキーさん、私、好きなんですよね。
特にこのSPの音楽の選択は秀逸だと思う。何度も似たようなこと書いて恐縮ですが、彼のちょっと知的なんだけどティーンネイジャーにありがちな不機嫌そうな顔と、プログレの先駆けたるピンク・フロイドは、ベストマッチです。
彼、音とりが適当で、身体のコントロール力も定まってないので、音楽とムーブメントがよくずれるんですけど、そこすらロックに感じてしまうという、お得な音楽選択ですわ。

時々、長い脚を御しかねてますね。これは長い手足を持ったバレエダンサーでも見られることです。訓練するしかありません。
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by koharu-annex | 2011-04-28 02:27 | 2010-2011 フィギュアスケート