もしかしてトホホ(http://blog.livedoor.jp/takurere1025/)の別館です。表現系に特化して更新します。


by koharu-annex

ロシア杯 雑感 その3

ロシア杯 11月19日~21日
男子 ショート&フリー その1

皆様、今週末は、とうとうGPS最終戦のフランス杯ですね!
フィギュアスケートのファンの皆様は、毎年、このような怒涛の秋をお過ごしなのしょうか?
いや~。皆様の集中力と体力に感服いたしますわ。

私サイドの事情としては、10月からバレエのシーズンも始まっていてですね。
12月のお能の納め会のためのお稽古もあったりしてですね。
ついでに、なぜだかとある仕事案件のために、複数の官庁のところに情報提供を行ったり、マスコミの取材を受けたり、果ては代議士のところに陳情に行ったり・・・
これらは全部、私の通常の仕事の範疇外なんですけど、なぜだか私がやらされてしまい、文字通りてんやわんや、でしたの(そしてその多くが上手くいったとは思えず、私ってデキナイ駄目人間だと落ち込むのでありました・・・)。

しっかし、有力な議員が動くと、行政って即行で動くんだな。よく分かった。
私が100のことをやるよりも、代議士が局長呼びつけると一発で変わるんだもん。
こちらとしてはありがたかったけど、なんだかな~。

そんなワタクシを見て、例の友が、私の好物の抹茶クリーム大福を20個も送ってくれましたの。
それが・・・冷凍で手配してくれたはずなのに、運送業者の手違いで冷蔵便で届いてしまい。
賞味期限が4日しかなかった!

ということで、20個消費するために、毎日5個食べてます。
旦那に「誰かにおすそ分けすれば?」と言われたけど、送ってくれた友に悪いっしょ!という言い訳のもと、せっせと食べてる。
もちろん、順調に太ってる。

今日もさっき5個目を平らげ、血糖値上がったところで、ロシア杯男子へゴーだ!

●ハビエル・フェルナンデス(19才) スペイン
SPは、高橋君と一部重なる、ある恋の物語ほか。
ジャンプの調子は悪かったけど、ギャグなところは前回よりねちっこくなったというか、完成度が上がっていて、楽しい。
この年齢で、こんなギャグっちいパフォーマンスを「イタさ」をまるっきり感じさせずに、こんなに上手にこなすなんて、本当に将来が楽しみだなあ。
観客に受けるのも良く分かります。

FPは、パイレーツ・オブ・カリビアン。
こちらもジャンプがまるで駄目で、そのために他の部分の動きにも勢いがなくなってしまいました。
が、酔っ払いステップとか相変わらず上手です。

この人は、少なくとも今季のパフォーマンスを見る限り(というか私は今季しか知らないんだけど)、同じ身体表現というジャンルであっても、ダンサー系というよりむしろコメディアン系(例えばガーマルチョバ)なのですが、身体がよく動くし、お芝居系の演技がとても上手です。
こういう人は、その特性を大いにいかすために、今季のSPやFPのような、具体的でかつ個性的な人物像とか役柄を想定している演目がいいのでしょうね。

酔っ払いステップといえば、バレエ「マノン」のレスコー(主人公マノンの実兄)のものが有名なのですけれど、これはこの人に似合うと思いますね。
この人が、マノンのドラマチックな音楽にのせて、胡散臭く自堕落だけど、娼婦達にはとても人気のある、馬鹿みたいな勢いのあるレスコーを演じるの、見てみたいなあ。

●アルツール・ガチンスキー(17才) ロシア
SPはSelection of Music by Pink Floyd、FPはバレエ音楽「ボルト」(byショスタコビッチ)。
カナダ杯のときは、FPについてかなり長く書いたので、今回はSPについて。

ピンク・フロイド。
いわゆるプログレの先駆けですね。

ワタクシには、おませな音楽少年だった兄がいましてね。
この兄、いろんなジャンルの音楽を同時平行で聴いてましたけど、プログレも大好きでしたの。
だから、小学生の頃から、隣の兄の部屋から垂れ流されるピンク・フロイドやレッド・ツェッペリン、クラシックは何故かドヴォルザーク、日本のニューミュージックの数々を聴かされていてですね、いつの間にか覚えていたのですわね。
おかげで、年上の方とカラオケに行っても、チューリップとか全部歌えるのであります(私の年齢の女性では、まずあり得ない)。
そんな記憶の宝物ができていたことを知ったのは、20才を過ぎてからですわね。
高校生までは、「うるさいっ!」とよく喧嘩してましたわ・・・。

という次第で、このSP、思いがけず兄との想ひ出を想起させてくれる、懐かしく聴きなじみのある楽曲が使われていて、何気に好きなのです。

ガチンスキーさんの10代らしいちょっと不機嫌というか気難しそうというか、よく言えば反骨精神があるような、自意識がいかにもアンバランスに過剰な若者の雰囲気は、ピンク・フロイドの哲学的で妙に「巨匠」感のある音楽と、合い過ぎなほど合ってると思います。
私の兄もそういうタイプでしたから、私の感覚がそういう風に出来上がってるだけかもしれませんが(笑)。

下半身に安定感とか力強さがまだ足りないですね。
また、スピードや勢いが欠けて、どんどん元気がなくなる。
ポテンシャルはあるのですから、スタミナと体力が課題でしょうか。

●トマシュ・ベルネル(24才) チェコ
SPは、シンギン・イン・ザ・レイン。
中国杯のときも書きましたが、この「雨に唄えば」は、本当に素敵な演目ですね。
手にした傘が何度も見えるようで、中国杯のときよりもずっと完成度が上がっている印象です。
特に若いガチンスキー君の後に思い出すと、1つの演目として完結させる力量の差は明らかで(申し訳ない、ガチンスキー君…)、さすがベテランって感じでしょうか。

中国杯の雑感でも触れているのですが、ジーン・ケリーの踊りを模した振付が随所にあるので、ジーン・ケリーのこのシーンをまだ未見の方は是非見て欲しいと思います。
ベルネルさんが、何をやりたいかが、すごくよく分かると思います。
ジーン・ケリーのこのシーンの踊りは、基本的にはタップダンスなんですが、多くの人が想像するタップダンスとは異なり、ゆったりとしたテンポでかなり移動しながら踊るんですよね。
音楽からも想像つくでしょうけども、このシーンを包み込む平和でハッピーな雰囲気を、踊りを見て感じて欲しいと思います。

GPファイナルでもう一度このSPを見られること、私はとても嬉しいです。

FPは、MJメドレー。
安定感はありましたが、相変わらず、ワタクシはこのFPについては辛口です(笑)。
中途半端なMJ風振付を多用し過ぎるというか。。。
まあ、SPのジーン・ケリー風振付の多用を考えると、統一されているとも言えるわけで。
なのに、なぜにFPだけ責めるのかと問われれば、私に「MJはかくあるべき」というこだわりが強過ぎるってだけの話で。
つまりは、私の感覚では、ベルネルさんは、SPでジーン・ケリーの世界は出せているけれども、FPでMJの世界は出せてないと思う、という話なんですけど。

なので、MJに私のようなこだわりさえ無ければ、MJ風振付をベルネルさんがちゃんとこなしている様子を見て、(それだけで)即「わかる!MJを感じるよ!カッコいいね!」ってな高評価が与えられるのだろうと思います。

なので、やるなとは言えませんが・・・

なんか物足りないのです。

ベルネルさんのパフォーマンスを見た後、ワタクシ、MJの「THIS IS It」(DVD)見ちゃいましたからね・・・。
関係ない話ですが、THIS IS IT のバックダンサー達って、MJが入るリハの前にすごい踊りこんでいるのですよね。彼らのダンスも必見でござるよ。
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by koharu-annex | 2010-11-25 01:34 | 2010-2011 フィギュアスケート