もしかしてトホホ(http://blog.livedoor.jp/takurere1025/)の別館です。表現系に特化して更新します。


by koharu-annex

アメリカ杯 雑感 その3

アメリカ杯 11月12日~14日
男子 ショート&フリー その2

●アーミン・マバヌザーデ(19才) USA
SPはMario takes a walk、FPは映画「アバター」より。

私にとってアメリカ杯の一番の収穫は、この人でした。
エキゾチックな風貌ですが、どこ系の方なのかしら?
ご存知の方があったら、教えて下さい。

皆さん全員、お感じになったと思いますが、腕の動きが独特です。

私が特に注目して欲しいのは、なんといっても肩甲骨です。
稼動域がものすごく広くて、かつ、ものすごく滑らかに自由に良く動くの!
彼の独特の腕の動きは、この異常によく動く肩甲骨の賜物です。
バレエのような西洋舞踊のような動きとはまた違うタイプの動きなんですけど、あの肩甲骨は「一見の価値あり」なので、腕だけでなく肩甲骨の動きに是非注目してみて下さいまし。

風貌だけでなく、彼のこのインクレディブルな肩甲骨の動きと、肩甲骨が支えている独特の腕のムーブメントにも、エキゾチックなニュアンスがありますね。
強いていえば、南アジア風かな~。
ギャグとして表現すると、踊りの入ったヨガをやるインド人とか、インド人が出した蛇の動きとか?(←めちゃくちゃだな)

なので、SPのオリエンタルの香りがする民族調の音楽と振り付けは、とっても良く似合っていました。
ただ、ここまで独特のムーブメントだと、将来、演目の幅が狭まってしまうので、エキゾチックさを控えた動きも習得して欲しいとも思います。
もちろん、エキゾチックな動きは強烈にアピール力のある個性ですし、また彼の魅力でもあるので、これを維持したまま種類を増やす形でお願いします。

●アダム・リッポン(21才) USA
SPはチャイコのロミジュリ、FPはラフマのピアコン2番。

SPは、カナダ杯のときよりも演劇性を強くした感じでした。
彼のちょっとナルさんな雰囲気が、確かにジュリエットに恋してはいるんだけど、客観的には「恋に恋した部分」も多分にあるロミオな空気をかもし出してて、良いですね。

FPは、ジャンプの調子が悪かったことから、全体の流れも低調に終わってしまいましたね。
カナダ杯はもちろん、10月はじめのJOの方が良かったのではないか?と思ったほど。
私、このリッポンさんのFP、実は結構好きな演目だけにちょっと残念でした。

アナウンサーの方から、この楽曲はリッポンさんがご自分でどうしてもやりたくて選んだ、という話を聞いたことは収穫かな。

ラフマ自身もアメリカに随分救われていますけれど、アメリカ人もラフマの楽曲って本当に好きですよね。
特にこの楽曲は、複数のアメリカ映画にも使われていますし。
・・・というアメリカ一般論はさておき、リッポンさんがちゃんとご自分の個性と似合うものを分かっていらっしゃるということですね。

まあ、何度も言っちゃいますが、そこに安住するなよ、ってのが私の意見ですが。
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by koharu-annex | 2010-11-20 23:56 | 2010-2011 フィギュアスケート