もしかしてトホホ(http://blog.livedoor.jp/takurere1025/)の別館です。表現系に特化して更新します。


by koharu-annex

カナダ杯 雑感 その1

カナダ杯 10月29日~10月31日
男子 ショート&フリー その1

悪いことは重ねるもので。
この忙しい時期に、ワタクシ、今週火曜日(正確に言うと月曜夜中)から、ウイルス性腸炎に苦しんでおりました。

いろんなウイルスを説明されたので、ナマモノってやっぱ、いけないんですね・・・とお医者様に申し上げたところ、「いけないんですよ。・・・でも、美味しいんですよね。僕も生牡蠣食べてノロやっちゃいました。だいたい患者さんも、一回やると3ヶ月くらいは我慢できるみたいなんだけど、それからまた食べちゃってるみたいですね~」とのこと。

そうだろね。
私もずっとナマモノ我慢したまま、この忘年会シーズンを乗り切れるとは、到底思えん。

てなこと考えつつ、ようやく元気が戻ってまいりましたので、カナダ杯雑感を。
今週末には中国杯なので、最小限で書いていきたく、取り上げる選手もごくわずか、ショートとフリーも併せて書いちゃいます。
楽曲については書かないこともあるかと思いますが、ご容赦ください。

●ハビエル・フェルナンデス(19才) スペイン

SPは高橋さんと同じ楽曲でしたね。
あ、「ウッ」はなかったけどね。
「ウッ」がないと、同じ楽曲でも大きな違いと感じる方は多いかもしれませんね(笑)。

青のブレザー、黄緑のシャツ、どっピンクの大きなネクタイ(しかも下にずらして付けられている)という、奇抜な衣装のとおり、ギャグっちい演目として仕上げられていて、同じ楽曲でも高橋さんの世界とは全く異なる世界。
同じ音楽を使っても、異なる振付師+異なる表現者にかかると、創作される世界が全く異なるって、本当に楽しい。
音楽を使った身体表現を見る上での、究極の楽しみの1つと言って良いと思います。

解説の佐野さんが、概要「モロゾフさんはこういうの作るのがとても得意。でもそれを表現できる人がなかなかいない。」とおっしゃっていたけど、フェルナンデスさんはモロゾフさんの目指すところを頭でなく感覚で理解することができてる感じですよね。
理解した上で、素晴らしく表現していて、アッパレでございました。
これは、感性が近くて相性がとても良いせいではないでしょうか。
そうでないと、あそこまで無理なくナチュラルに表現するのは難しいと思います。
もし、感性が近くないのにあそこまで表現できているとすれば、すごい表現者ということなんでしょうね。

また、この手のギャグっぽい演目というのは、身体が動かなくなると「イタさ」が出てくることがあるんですけど、最後までフェルナンデスさんの体力がもって良かった。
もちろん深めていける部分はあるし、その自覚もあるでしょうから、シーズン後半になってこなれてきた頃に、もう一度見たいですね。

FPは映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」でした。
ここまで役柄を投影してくれると、私はとても嬉しいです。

酔っ払いステップが上手でした。
私は、バレエでも、「酔っ払いダンス」が大好きなので、楽しく拝見しましたよ~。

ただ、あくまで現段階ですが、ワタクシ、この方の舞踊的な技術が高いようにも、また、もともと持ってる踊り心が特に高いレベルにあるとも思えないのです。
まあ、技術が伴わないと、底の方で眠ってる踊り心も覚醒しないということもありますから、一概には言えませんが。

とはいえ、演目の意図する人物・世界観を的確に、身体表現として身体全体で(つまりマイム「だけ」に頼ることなく)表現できる、高レベルの「演技派」であることには、間違いはないと思いました。

●ケビン・レイノルズ(20才) カナダ

SPの楽曲はモーニン(分からない場合⇒NHK「美の壺」のオープニング曲です)。
FPは、シュトラウス・メドレー。

4回転の複数成功、おめでとうございます。

解説の佐野さんからばかりでなく、いろんなところから(コメントくださる方からも)、カナダの次期エースはチャン選手と聞いております。

が、舞踊的観点からいえば、私は、この方を推したいですね。

ヘアスタイルや衣装に、こだわりというか「我」を感じるところも、私は好きです。
(ヘアスタイルについては単なる無頓着ということもあり得ますが、「無頓着」というのは、あんな大衆の前に出る立場にありながら、ヘアスタイルにはこだわらない、という一つの意思ともいえるわけで。)

ムーブメントが荒削りですが、とにかくよく動いてて、あと数段階上れそうなポテンシャルを感じます。
FPではジャンプの失敗が複数あって、そこここで流れが止まってしまい、全体を把握できませんでしたが、舞踊的な動きもふんだんに盛り込まれていて、かつそれを完成できそうに感じました。

4回転ジャンパーとしての期待も大きいのでしょうけど、ダンサー候補としても期待したいです。


ごめんなさい。疲れてきました。
続きは、また、明日。
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by koharu-annex | 2010-11-05 00:18 | 2010-2011 フィギュアスケート