もしかしてトホホ(http://blog.livedoor.jp/takurere1025/)の別館です。表現系に特化して更新します。


by koharu-annex

人生に必要なことはたいてい漫画にかいてある

皆様、こんばんは。

コメントへのお返事が滞っていてすみません。
実は、ここのところ・・・暇さえあれば、ずっと漫画を読んでいたのです。

コメント欄で教えて頂いた、こちら。

キス&ネバークライ(1) (講談社コミックスキス)


小川 彌生 / 講談社

小川彌生著「キス&ネバークライ」(講談社コミックスキス)の1~7巻を、近所のブックオフで見つけて大人買い。
(ちなみに・・・同じく教えて頂いたモロゾフさんのキスアンド~は置いてなかったよ!)

読んで初めて、ワタクシ、この漫画がフィギュアスケートのうち「アイスダンス」を扱っていることを知ったのでありますよ(表紙がいつも女性1人なもんですから、てっきりシングルかと・・・)。

そのことを、いつもご本とお菓子を送ってくれる友人に話したところ、こちらの漫画を全巻送ってきてくれました。

PARTNER 7 (フラワーコミックス)

名香 智子 / 小学館

名香智子著「パートナー PARTNER」(小学館)です。1巻の初版が昭和56年、最終巻(17巻)の初版が昭和62年の古い漫画です。
ワタクシ、この漫画のことは全然存じ上げなかったのですが、競技ダンスを扱った漫画です。

で、この7巻の159頁以下のセリフにですね、とても示唆に富むものがありました。
主人公の男女ペアが、競技ダンスの世界で最も権威のある英国選手権(ブラック・プール)において、プロ・ラテン全5種目の決勝進出を決めた場面で、彼らのダンススクールの経営者夫婦が発するものです。

夫 「もっとも これが グレート・チャンピオンだった英国審査員たちでなかったら またちがう結果になっていたかもしれないがね」

妻 「ほかの審査員だったら・・・?」

夫 「責任ある立場の人間が 公の場で新しいものを認めるというのは 自分の目に絶対の自信がなければ できないことだ」

妻 「・・・・・・そうかもしれないわね」

夫 「そうさ 審査員の偉大さこそが この英国選手権(ブラック・プール)の権威なんだ」

これ、すごいセリフだなあ、と思ったのです。特に最後の夫のセリフ。

実際のブラック・プールの審査がこのようなものであるのか否か、私は存じ上げません。

しかし、ダンスに限らず、およそ「審査」が必要な競技においては、審査員の目が確かな競技会が最も信用性が高くなるのは当然で、そのような審査を継続して維持できれば、その競技会の権威が上がるのは間違いないのではないでしょうか。

また、競技会の審査に限らず、新聞・テレビ・雑誌などのマスコミにおける、舞踊評論やフィギュアスケートの解説やアナウンサーのしゃべりなどにも、同じことが言えるのではないでしょうか。

ついでに言っちゃうと、上記のセリフでは「新しいもの」を認めることの難しさに言及しているわけですが、「当たり前のもの」を「当たり前」に評価するということを、誰に対しても公平かつ継続して行える人って・・・案外少ない。

フィギュアスケートの審査員って大会ごとに固定されているわけではないようなので、審査員がその大会の権威の根拠となることは無理みたいですが、少なくともTV報道の解説者やアナウンサーについては、ある程度固定されているわけですから、信用性のある、そして(現在は到底そのようなレベルじゃなさそうだけど)将来「権威ある」と呼ばれるような報道を目指して欲しいデスね。
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by koharu-annex | 2010-08-26 03:04 | 考察(フィギュアスケート含む)