もしかしてトホホ(http://blog.livedoor.jp/takurere1025/)の別館です。表現系に特化して更新します。


by koharu-annex

お能「安達原」ほか

山階(やましな)別会 
平成22年7月10日(土)午後1時30分~ @観世能楽堂

●連吟
「駒之段」(小督(こごう)より)
本間生
工藤八郎、佐藤輝、高橋賢吉、朝倉政蔵、古澤幸正、小林恆生、横山滮

●はかま能
「采女」(うねめ) 美奈保之伝
シテ: 山階弥次(やましなやじ)
ワキ: 宝生閑
     大日方寛、御厨誠吾
大鼓: 亀井忠雄
小鼓: 大倉源次郎
笛: 一噲隆之
間: 山本東次郎
後見: 山階彌右衛門(やましなやえもん)、木月孚行
地謡: 横山滮、坂井音晴、坂井音隆、清水義也、藤波重彦、関根知孝、野村四郎、浅見重好

装束が暑苦しく感じた冷房のない時代、夏場に限り、装束をつけない袴(はかま)姿で上演されたという袴能。
確かに涼やかですが、冷房バリバリなので、やっぱり装束があった方が私は好きかな。

先月、85歳(たぶん・・・あれ?86歳だったかな?)のお誕生日をお迎えになった女性能楽師の草分け、弥次先生の「型」は世界一ですわね。

それにしても、野村四郎氏・・・彌右衛門先生の実質上の師匠ということで、立場が強いのかもしれんが・・・ありゃ、出過ぎだろ。
弥次先生に対してあまりに失礼な大声でありました。むぅぅ。

●狂言
「惣八」
山本東次郎
山本泰太郎、山本則秀

●仕舞
「柏崎」道行
観世恭秀
地謡: 坂井音晴、津田和忠、関根知孝、浅見重好

「融」
観世芳伸
地謡: 同上

●ろうそく能
「安達原」 長絲之伝 急進之出 白頭
シテ: 山階彌右衛門
ワキ: 則久英志
     梅村昌功
大鼓: 柿原弘和
小鼓: 観世新九郎
太鼓: 金春國和
笛: 松田弘之
間: 山本泰太郎
後見: 津田和忠、観世恭秀
地謡: 津田和岳、武田祥照、坂井音隆、野村昌司、藤波重彦、武田尚浩、観世芳伸、木原康之

附祝言

夏のろうそく能、いいですね。雰囲気出てます。
しかも、演目が安達原。怖い、怖い(笑)。

彌右衛門先生は、スペクタクル系・アクロバット系の躍動的な能が本当に上手です。
今回も、後シテの見せ場は見事でありました。

大鼓の柿原さん、風邪を引かれていたのですね(この頃、東京では喉がやられる風邪と、お腹がやられる風邪の2種類が流行していた)。
高い掛け声がかなり出にくくて、全く伸びず、大変残念でした。
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by koharu-annex | 2010-07-20 10:03 | 古典芸能