もしかしてトホホ(http://blog.livedoor.jp/takurere1025/)の別館です。表現系に特化して更新します。


by koharu-annex

閑話休題

こちらは、本館の3月30日付けの記事を、あらためてアップしたものです。

 
 それにしても、と思う。

 ヨナちゃんが、母国に利用され続けるのは可哀想過ぎる。

 かのカタリーナ・ヴィットさんも、母国東ドイツに利用されつくした挙句、壁の崩壊後はバッシングの嵐。 結果、アメリカへ移住するしかなかった。
 アメリカ移住後のテレビインタビューで、不自由な英語で、「ノー・ポリティック!」と手で遮るように言っていた、彼女の横顔を思い出します。

 もし、ヨナちゃんが、母国のスケート連盟、冬季五輪招致委員会、サムスンや現代などの大型スポンサー、その他CM契約をしている複数(トリノから帰って10社のCM撮りが待ってるとか)の企業等、様々な関係団体の意向で、本人の希望に反して、引退時期を延ばされたり、現役続行を強要されたり、はたまた一旦引退しても五輪前に現役復帰させられたりすることがあったならば、本当にお気の毒です。
 
 「自分だってそういう団体のおかげで甘い汁吸ってるんだから、それくらいガマンしなくちゃ。」と言うのは簡単だけど、いつのまにか取り込まれていたであろう、まだ20歳前のヨナちゃんに、全て甘受しろと言うのは酷というもの。

 私は、前回、ヨナちゃんの底意地の悪さを敢えて増幅して、表現に結び付けろとけしかけました。
 これは表現の鑑賞者に徹した際の言葉で、ひどく意地悪に響いたかもしれません。 確かに私は、鑑賞者として表現者を見るとき、冷徹といえば冷徹、残酷といえば残酷、そして意地悪です。

 が、それはそれ。これはこれ。
 ヨナちゃんが、客観的には、ここ数年採点されているような図抜けたスケーターではなくても、大きな大会で表彰台を争うレベルのスケーターであることは間違いなく、そのようなスケーターが、自分の将来について、自分の意思とは全く別の事情によって決断を迫られることがないよう、心から祈っています。
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by koharu-annex | 2010-04-05 23:07 | フィギュアスケート女子